未来は見た目が創る
最近ファッションにこだわってますか？
仕事に行く時はスーツの人や作業着って人の方が多いですが、例えば日曜日。どうでしょうか？
ファッションにはこだわりがなく、しまむらやUNIQLOで充分だと思っていたとしても、それはそれでオッケーですよね。
価値観なんて人それぞれです。
それに最近は人を見た目で判断しない！がどんどん強くなっていってガリガリのモデルは起用しないと打ち出す会社もあります。
たしかに健康的でないモデル等は禁止する方がこれからの時代に適しているでしょう。
しかしどうでしょうか？そのガリガリのモデルは努力してその体型に近づけていったのですよね？それを受け入れずに否定するのは本当に正しいのでしょうか？
他にもAV女優の方などが性的搾取である！と言う意見の方々もいます。
しかしAV女優の方々は本当に嫌で仕事をしているのでしょうか？楽しいと感じている人がいたとしたらその人を否定することに繋がりますよね？
こんなにも「多様性を！」と叫ぶ世の中でそれらの行為は多様性を否定しているような気がしませんか？
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ファッションの話に戻りましょう。
例えばあなたがオーバーサイズの服を着て街を歩いていても、とやかく言う人はいないでしょう。ファッションは自由です。あなたの好きな服を着れば良い。
しかし仕事場にその服装で行くのは大丈夫ですか？もちろんおかしいですよね？お葬式はどうでしょう？無理ですよね？
スーツでバッチリ決めて仕事に行く。普通のことですね。綺麗にプレスされたズボンを履くと気分も上がりますよね。
ですがその格好で彼女と公園デートしますか？なんだか場違いな雰囲気を感じますよね？やはり公園デートなら動きやすい格好でないとおかしい気がしますよね。
それはなぜか。
TPOに合っていないからです。
当然ですね。LVのホテルでGパンにTシャツだと浮いてしまいますが、スーパー銭湯でビシッとスーツだとおかしいまでは、いかなくとも、おやっ？とは思いますよね。
時間や場所にあっていないものには違和感を感じるのです。
そこに多様性なんて概念はないのです。サッカースタジアムで野球のユニフォームを着て観戦するのはユニークさではないのです。
そのずれは多様性としては看過されません。常識がない。教養がない。とされるのです。
ランウェイでジバンシィのコレクションを着るのはかっこいいですが、ストリートでそれを着るのはかっこよくは無いのです。
じゃあジバンシィの服はカッコ悪いのか？そんなことはないですよね。
ジバンシィは2020年にマシューウィリアムズをクリエィティブディレクターにしました。これはヴァージルアブローやヘロンプレストン等と共にアーティスト集団を作ったまさに天才。
そんなマシューウィリアムズがカッコ悪い服を作るはずがありません。
ではなぜか？
TPOに合っていないからです。
時間、場所に合っていないものはダサいのです。どんなに高くともダサいものはダサい。これは多様性ではないのです。教養です。
こうした風潮に冷や水をぶっかけるのが、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン米国法人の最高経営責任者（CEO）を務めたマーク・ウェバー氏だ。ウェバー氏は、「今の仕事にふさわしい服装ではなく、将来やりたい仕事にふさわしい服装をせよ」という。
「よく『外見や印象はその人の本質ではない。大切なのは中身だ』というが、現実はそんなに甘くない。仕事で付き合う相手は、君の中身をじっくり理解してくれる友人ではないからだ。成功できるかどうかは、自分をどうプロデュースし、他人からどう見られるかにかかっている」（マーク・ウェバー著『出世の極意』須川綾子訳、飛鳥新社）
好きな人ができる時大半の人はまず見た目を好きになります。生理的に無理な人を好きになったりはそうそうないでしょう。
仕事もそうです。
みすぼらしい格好をした人には仕事を任したりしません。
スーツ出社の会社で短パンにアロハで来る人に仕事を任せますか？やっぱりダンヒルやマッキントッシュを着た人に任せたくないですか？
だから見た目にこだわることも大切です。というだけの話ではなく、今あなたが理想とする人と同じ格好をしましょう。ということです。
つまりあなたが向かいたい先、未来のTPOに合わせた服を着ましょう！ということです。
あなたの会社にめちゃくちゃ仕事のできる憧れの先輩、上司がいるならその人と同じ格好をしましょう。
大丈夫です。真似されてもあなたがよっぽど変なやつでない限り嫌な気はしません。
同じ格好をすると思考ももちろん似てきます。
トラッドっぽい格好の人はやっぱり少し真面目な方が多いですよね。ベスト着てチノパン履いてる人がクラブでダンスしてないでしょ？
ヤンキー、不良と呼ばれる人達もみんなだいたいおんなじ格好してますよね。ジャージにサンダル金ネックレスの人がドラッカーの本をスタバで読まないですよね？（偏見です）
学生の頃を思い出してください。不良になる子はだいたい服装が乱れます。服装が心を思考を作るのです。帰属意識に近いものがあります。
だから会社は制服やユニフォームを作っているのです。あれはなにもみんなにロゴの入った服を着て宣伝して欲しいのではなくて、帰属意識を高めたいがために作っているのです。
つまりあなたの思考はあなたの服装でできているのです。
あなたの見た目はあなたの思考や教養が作っているのです。
この記事を見て少し怖くなった方は
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明日からあなたの見た目をあなたの未来に近づけていきましょう。
それでは、また、金曜日に。
あどりでした。
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