ずっと心の中にあった景色が目の前に。
リトリート中の午後は、広大な敷地の中をお散歩に連れて行ってくれる。
ここはドラゴンのエネルギーが取り巻く神聖な土地だという。
その地に25年済んでいるリズが、馬たちの後ろをついて歩いて
馬たちがどこでサークルを組むのか、どこで何をしているのか、観察しまくったそう。
アーススターチャクラから、ステラゲートウェイチャクラまで。
それぞれを象徴する岩場があり、毎日どこかしらへと森の中を散歩した。
ある日、クラウンチャクラの岩へみんなでいくことになって。
そこに現れた景色に、思わず絶句した。
息を呑むとは、こーゆーことかと。
不思議と胸がジーンと熱くなって、涙が溢れた。
私が、幼い頃から胸の中にあったどこぞの景色が目の前に広がっていたのだ。
そして、追い討ちをかけるかの如く…
目の前にシェパードが立っていて、その景色は、まさに私がオーブと叶えたかった夢のような景色だったのだ。
私の先代犬、特別な存在だったオーブとこんな暮らしをしたかった。
オーブの来世は、こんな暮らしをしててくれたらいいなと思ってた。
そんな姿を垣間見たようで、余計に涙が溢れた。
ふと気づけば、この日は現地時間で6月20日、オーブの誕生日。
あぁ、オーブが連れてきてくれて、背中を押している。確信した。
日本時間では6月21日、夏至のタイミングという、スペシャルなタイミングで
ずっと胸の中にあった景色に辿り着いた。
なんて日だっっっっ！！！！！
「ずっと心の中にある夢を叶えろ」
「妥協なく生きろ」
「本気で自分の人生生きていけ」
そう突きつけられた気がした。
生まれ変わろう、そう決めた。
広大な土地の中には、不思議な世界が広がっている。
と言っても、その人の見方次第ではあるんだけど。
やはり世界をどう見るか、その人次第で見える世界はこんなにもマジカルなのかと感動する。
あらゆる場所に、不思議と龍の頭のような朽ちた大きな木が寝そべっていたり。
同じ松の木なのに、25年大きくならずに小さいまま元気に生きているのは、妖精たちの世界をホールドしているのだとか。
不思議と、妖精たちの世界へのポータルのようなものが自然発生的に出来上がっていたり、妖精のマンションらしい岩もあった。
リズには見えている訳ではなく、彼女の感性でそう捉えているのだけど。
いろんな人が来る中には、目に見えないものが見える人たちもいて
妖精がいっぱいいる！！！！と妖精に袖を引っ張られた！とか、ユニコーンやドラゴンを見た人もたくさんいるそうだ。
聞く人によっては、そんなバカなって人もたくさんいるだろう。
でも、私は、見えも聞こえもしなかったけれど、ここには絶対にいる！って確信できた。
だって、そう感じるから。森の中の空気感が、まさにマジカルだったんだもの。
子供の頃に戻ったような気持ちで、ワクワクできるお散歩なのだ。
岩の上で時間も気にせず寝そべったり、木登りもできた！！！
木登りしながら、うわぁぁぁぁぁ！！私ずっとこれがしたかったぁぁぁぁぁ！！
って、心の中の少女が大喜びした。ものすっっごく満たされたのだ。
午前中は馬と触れ合い、午後はお散歩。
その中で感じたことをジャーナルしておく。
夕方にみんなで今日のシェアをして、ご飯を食べて、眠りにつく。
そんな暮らしを一週間。いつもそばには大自然と犬と馬たちがいた。
初日に感じた、「一週間も無理かも…帰りたい」なんて気持ちはどこへやら。
旅行で初めて、「帰りたくない」って思った。
愛犬たちを気にせずに満喫できたのは人生初だった笑
それくらい、私にとっては格別な滞在だったのだ。
このリトリートに来る人も意図も人それぞれ。
スピリチュアルに偏っている訳でもなく、いろんな人が来る。
みんなそれぞれに、何かを得て、何かを捨てて、帰るのだろう。
最後の夜に見上げた空が幻想的だった。
たった一週間の付き合いだった参加者やスタッフとも、気づけばものすごく心通った。
別れ際に、あんなに自分が泣くとは思いもしなかった笑
リトリート施設から、空港へ向かう途中。
ふと目をやった畑の真ん中に、大きなリアルなイーグルが堂々と立ち、こちらを見ていた。
間違いなく、目が合っていた。初めて見た、本物のイーグル。
あまりの存在感と、強い眼差しと、威風堂々感。
ゾワっとした。
つい数日前に見た雲もイーグルの顔をしていたのだ。
そして、羽田空港につき、愛車を停めていた場所のサインも、まさかのイーグルだったのだ。
イーグルのメディスン。
天と地の橋渡し役。天と地の間でバランスを取って生きる。
霊的成長。勇気。恐怖と対峙し、高みへと到達する。
高い視点から人生を眺める。etc…
見える世界と見えない世界、現実と夢の狭間。
その中でしっかりとバランスを取って生きていく。
そして、その橋渡しができるよう、私も自分をしっかり生きていこう。
あの日、あの場所で感じた決意を胸に、生きていこう。
長くなったけど、そんなリトリート記もこれにて終了。
あれから約1ヶ月弱。
帰ってからの時差ぼけ、夫のダウン、あれやこれや…
残念ながら、あの夢のような日々とのギャップは大きくて、現実は壮絶だけど笑
それでも、心の中にあの場所がある。
あの場所で、第一段の夢を叶えて、次の夢がある。
私の中の大切な火が力を取り戻してくれたことが、何より心強いのだ。
あの場所へ導いてくれた全てへ。
あの場所で出会ってくれた全てへ。
日本でサポートしながら待ってくれていた全てへ。
心から愛と感謝を…。
愛するペットたちがあなたに送る愛のメッセージ。
あなたの本質を生きていくためのヒントを、彼らから受け取ってみませんか？
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