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死なない理由

ここ最近は自死や生について思うことを書きなぐってきました。

理由は単純に私が常にそういったことを考える状況にあるからです( ;∀;)

私は中学の頃辺りから人に相談することが厳しくなってきました。原因はおそらく相談するとよりきつい状況になるので避けていたといった感じなのですが、ゆえにたびたびSNSなどを通して呟いたりしています。

そのうちの一つがこの日記じみた記事ですね。幸い数名からの共感を得ることもあり(幸いなのか?笑)書いていることが全くの無駄ではないのかななんて考えています。

今回話していきたいのは、「死なない理由」についてです。

死なない理由

これについて話そうと思ったのにも理由があります。

それは、SNS上で「自殺したい」など自殺志願的な内容を書き込んでいる人のコメント欄でよく見かける辛辣なコメントを残す人たちを見て思うところがあったからです。

辛辣なコメントで代表的なものをいくつか挙げると
「どうせ死なない」
「かまってちゃんかよ」
「死にたきゃ死ねよ」
といったものですね。

こういったコメントを見るたびに色々考えさせられます。
特に私も自殺したいと強く思ったことが3回ほどありましたが、こうしてこの記事が書けているわけです。

そこで、どうして私が今まで生きているのか、自殺を完遂できなかったのかをお話ししたいと思います。

ケース1

「失敗した」

初めて本気で自殺したいと考えたのは中学2年生の頃でした。

細かい内容を書こうと思ったのですが長くなるので要約します。

中学・高校では寮生活をしていたため、24時間チームメイト、ルームメイトと過ごしてきました。

寮ではいじめなどの問題等が見えにくくなるため一人ぼっちになるだけならましです。

先生には相談ができませんでした。何故なら、寮の先生(顧問)からも頻繁に言葉の暴力、物理的な暴力を受けていたからです。

「お前は人間のクズだ」と言われたのが初めてでした、あまりのショックに耳を疑いましたが立て続けに「早くやめろ」、「いつになったらやめてくれるの?」といったような言葉を受けてきました。

私は卓球の特待生として入学したのですが、思ったような成績が残せていなかったことが原因だと思います。

24時間多方面より責められていた私は耐えかねて両親に相談してみました。普段は心配させたくないという気持ちから相談していませんでした。

ただ、父は現状を全く見たことがないため「成績残せないからだ」、「努力が足りない」、「お前が悪い」と言われてしまいました。

当時は心に余裕がなかったのもあって、頭が真っ白になりました。

何も感じなくなり死への恐怖等も全く感じませんでした。
誰からも必要とされていないと感じる

とてもつもなく寂しく感じる、胸のあたりが痛くなる

何も感じなくなる。死も怖くない

という流れでした。

そこから自殺を考え実行したのですが、失敗しました。
失敗してみて、我に返ったのか急に怖くなり中断しました。

その後は幸か不幸か、先生や他の生徒に歯向かうようになったり(ぐれ)、部活動を手抜きし、英語ばかり勉強するようになったりとするうちに自殺は考えなくなりました。

ケース2

「相談」

2回目に強く死にたいと考えたのは高校3年生の時でした、進学で問題があったのと、それによりやりたかったことを犠牲にしてしまったことによる自己嫌悪に耐えられずといった感じでした。

当時すでに人には相談しないと決めていた私ですが、一人だけ心を許せていた人物がいたのでその人に現状を伝えました。

特に、何か変わったわけでもなく、申し訳なさから相談もしなくなったのですが、自殺願望は消えていきました。

というのも、心理的にわかっていることらしいのですが、死にたいと他人に伝えることで死ぬリスクは下がるそうです。

本当に死にたいと考えていた中学生の時は誰にも言うことなく突発的に実行に移したときに比べると、高3の私は本心ではうまくいかない現状を逃げるために死にたいと思っていたのであって、死ぬことは目的でなかったように感じます。

中2:誰からも必要とされていない→辛い→死にたい
(この世にいらない人間なんだ、、、)人に話すわけがない

高3:思い通りに行かなかった→ダメな奴だ、情けない→死にたい
(どうしたらうまくいくの?マジ無理)解決したい気持ちがあるから話す

自殺を願望し始める要因によっても変わりそうです。

死にたいと伝える人は同じくらい生きたいと感じている可能性があります。無意識的に。

ある意味、公にそういった発言をすることは無意識的に自己防衛をしているのではないでしょうか。

意識的に誰かに反応してほしい人もいるでしょう。そういう人も含めて自己防衛をしているのです。

「どうせ死なないくせに」

当然です、自己防衛しようとしているのですから。(私個人の考えです)

ケース3

「趣味」

私が3回目に死にたいと強く感じたのは、というか感じているのは去年の夏から現在にかけてです。(2019年夏~2020年)

原因は色々あります。

就活関係やバイト関係、先生方との人間関係や課題などによるストレス。様々なことが原因となっています。

ある時、布団から出られなくなりました。ぼーっとするようになりました。

いつも通り怠けているだけだと考えていましたが、それでもどこかおかしさがありました。

文章を読む速度もかなり落ちていて、何度読んでも理解できないんです。学校では主に英語を使っていたのでそれでも英語力の問題とも思ったのですが、日英の会話もおかしくなっていました。

聞いてから理解し、返答するまでが遅いというかきついというか。

そんな日々を無理やり過ごしていると吐き気が止まらなくなり、電車通学でホームに立つと「今あと2歩前に出れば楽になれる」といった考えを持つようになりました。

幸い某ウイルスの関係でオンライン授業へと変わりリスクは減りましたがそういった異常は治りませんでした。

自宅の自室は授業を受ける部屋、課題をこなす部屋へと変貌を遂げているのが辛くなりました。

ここらで初めて心療内科へ行きました。結果はうつ病だと診断されなんだか薬とかを処方されました。

なにか変われるかもしれないという望みをもって行ったのですが、先生からは「誰にでもあることですよ」とか「辛いのはあなただけじゃない」、「もっとひどい症状の患者さんも診てきたけどあなたはましだよ」と言われ悪化しました。

薬もさほど効果はなく、途方に暮れ、いっそ死んだ方が楽なんだろうなと思っていましたが昔のように真っ白になって実行することはできませんでした。

その原因こそが趣味です。私の場合はアニメや漫画などのオタク文化でした。

「お前ふざけんなよ!」と思われる方もいるかもしれませんが全くもって過言ではありません。

オタク文化がなければおそらく私はこの記事を書けていません。

私は多趣味な方なので、外国語や音楽、料理に裁縫、イラストや写真と色々やってきました。

その中で一番なのがアニメや漫画、イラストにVtuberなどです。

辛い毎日を緩和してくれます。癒してくれます。これらなしではおそらく生きてはいけないかもしれません。

どんなに辛い時でも、一歩踏みとどまることができているのですから。

ここからは、少し布教活動になります(-ω-)/
実際にどんな作品やどんな人物によって生きてこられたのかを紹介します。完全に個人的な経験なので参考にはならないとは思いますが。

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私は涙は流さない人間ではありますが、ここ1年間で漫画を読んで涙を流すというなかなかにレアな体験をしました。読んだ漫画は

「神たちに拾われた男」です。

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前世でかなりひどい目に合っていた主人公が転生後の世界で暮らすのですが、登場人物が皆暖かく人間味あふれるキャラクターばかりで感極まるシーンがたくさんあるなと感じています。

また、高校2年生の頃から大好きなアニメ・マンガNEWGAMEでは、主人公の青葉ちゃんが推しなのですが辛い時にはいつもマンガを読み返していました。

というのも彼女は本当に明るい性格をしていて、決してくじけない強い心を持っています。かわいらしいだけでなく、憧れを抱かせてくれるようなそんなキャラクターです。

あおひふ

※イラスト右が涼風青葉です。(へっぽこ絵師作)

Vtuberで言うのであればhololive所属のVtuber兎田ぺこらさんですね。

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彼女は普段から明るく元気な方で、こちらも元気になれます。面白さや可愛さだけでなく、しっかりとした考えをもっており(普段はみせないけど)感銘を受けました。

とくに感銘を受けたのは↓の動画での発言ですね。

視聴者の中で将来的にVtuberを目指したいが両親からは反対されている。という視聴者に対して、「やりたいことはすべき」という意見を自身の経験談を踏まえて話していました。

私はそれを聞いてはっとした気分になりました。これまで様々なことを中途半端に行ってきたので、何か一つでも最後までやり通そうという気持ちになれました。

まとめ

自殺願望を抱く人には様々な理由があって、たとえ経験者だからと言って代弁できるものではないと思っています。

今回は、SNS上などで自殺願望を発信した人に対して心無い言葉をかけるユーザーを目にし、何となく思い浮かんだ自分の考えを日記感覚で書いて見ました。

記事を途中でほったらかしていたので後半は書き始めてから時間がたっていましたので、自分でも俯瞰的に読み返すことができました。

この記事を通して私が一番伝えたいことは「オタ活最高!」ということでした。( ´∀` )

ありがとうございました。

へっぽこ絵師

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