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47都道府県 全部行ってみよう計画 ④島根県

こんにちはRYUです。未だ行ったことがない8県を訪問し、47都道府県を全制覇しよう!というこの企画、岡山・鳥取に続いて島根県に行ってきたので、こちらの報告をしたいと思います。

今回、私は鳥取県の境港市から島根県の松江市に上陸したんですが、県境にはSNSで有名になった陸橋「江島大橋」があります。

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名前はあまり知られていませんが、こちらの画像を見たことがある方は多いのではないでしょうか。

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本当にこんな坂があるのか??

まずは見てみたいと思い、遠回りですが江島大橋を通るルートを選択しました。場所はこちら。「中海」に掛かる陸橋です。

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※Google map

境港市から松江市に降りる坂を車内から見るとこんな感じ。確かに運転していても、下りの重力を感じます。正面に広がるのは中海です。

※奥さん撮影

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しかし、坂を降りてからこの橋を撮影してみると?

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え?!コレ??(汗)

橋の下から見ると、割と普通でした。あの画像と同じ場所とは思えません・・。おそらく超望遠レンズで遠近感を圧縮して撮影すると、極端な急坂に見えるんでしょうね。ちょっと期待ハズレですが、このあたりの中海の情景はめちゃ美しいです。機会があれば、ぜひこちらのルートを通ってみてください。夕暮れ時はウユニ塩湖みたいですよ。

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さて、翌朝は松江の観光メインスポット「松江城」を見学することにしました。明治期以降の再建ではない、現存12天守のうちの1つであり、国宝です。

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「松江」と言うだけに、松の巨木が多い!

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松と芝の緑に、お城の黒壁が映えます。美し♪

戦国時代に作られたまま現存している天守なので、天守閣の内は幅の狭い、急な階段を登らねばなりません。しかし最上層からの眺望は素晴らしい!です。

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宍道湖が一望♪

この松江城を建設し、城下町・松江の礎を築いたのは、愛知県出身の堀尾吉晴公です。地元の発展に貢献した名君として現在もリスペクトされている様子を見ると、愛知県から来た私も嬉しくなります。約400年前にはるばる松江にやってきた彼も、この風景を眺めたのでしょうね。

松江城には「堀川めぐり」という水上交通インフラもあります。お城の外周の堀を定員10名程度の小船で移動できるサービスなんですが、一日1,500円で乗り放題。眺望も素晴らしくて、水面の風も気持ちいい乗り物です。

ただ、ちょっと問題もありまして・・・非常に混雑します。休日は待ち時間が長時間になるらしいので、先をお急ぎの方はバスやタクシーを利用してください。

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そして・・もう1つの問題は橋桁です。ルートには橋脚の短い橋が4つあり、ここでは船の天井が橋桁に当たってしまいます。どうやって通過するのか?というと・・

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船の天井を下げるんだって(笑)。

面白くてSNSのネタにはピッタリなんですが、お年寄りなど急に体を倒す動作が取れない方は、避けたほうが無難かと思います。

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ご当地名物の「出雲そば」でランチした後は、今回の最終目的地「出雲大社」へ。9月の連休だったのですが、参道には賑わいが戻っていました。

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マスク姿の観光客で賑わう参道を抜けると・・・

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やっと到着。人生初の出雲大社です。

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なんと出雲大社ではお参りの作法が違い、「2礼2拍」ではなく「2礼4拍」でした。参拝者も概ねこれを実行していて、タタタタ♬という16ビートの拍手があちこちで鳴り渡ります。ご承知の通り、世間が「神無月」である10月に出雲地方だけは「神在月」になりますし、数ある神社の中でも、「ここだけの特別感」が多く体験できるパワースポットだと思います。

なお正式名は「いずもたいしゃ」ではなく、「いづもおおやしろ」だそうです。知りませんでした・・・。

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そして参拝後は「ノドグロ丼」と「宍道湖のしじみ汁」を頂き・・・。

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無事に参拝完了。帰ります。

今回は名古屋を出発して往復1000km以上&9つの府県を走破。未訪問だった8県のうち3県をクリアしました。渋滞は殆ど無かったですし、ちょうど始まったGOTOトラベルキャンペーンの恩恵で、宿泊費は予約時点で35%引きになりました。車外では常にマスク着用していましたが、「密」になる状況は殆ど無かったです。

【今回のルート(9府県横断)】

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※Google map

「出雲大社」以外の印象が希薄だった島根県ですが、行ってみたら太平洋側には無い、風光明媚な景観が多くありました。ぜひまた行ってみたいと思います。(RYU)