得失点差と総得点をなくす理由 ~ 「ジューゼロ」「ボール持ち帰り」を撲滅したい
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得失点差と総得点をなくす理由 ~ 「ジューゼロ」「ボール持ち帰り」を撲滅したい

先日お知らせした通り、このたび

《 出でよ、ホンモノフットボーラー ~ アシタノタメニ・LEAGUE U-10 》
を創設しました。
すでに参加チーム募集も開始し、数チーム、参加決定しています。

・リーグ概要 こちら

この アシタノタメニ・LEAGUE は、ジュニア年代のモデルケースとなることを目指しています。

試合を子どもの手に取り戻す。フットボールを、子どもの手に取り戻す。
大人が主役になるのではなく、過去の風習に囚われることなく、フットボール本体の楽しさと自由さ、そして本当の意味で選手が主役になれるようにと、
いくつかの 特別なレギュレーション も用意しました。

先日発表したその第一弾は、こちら からご確認下さい。

今回はさらに第二弾として、以下のレギュレーションを追加します。

得失点差、総得点は考慮しない

リーグ戦の順位決定の方法はもちろん勝ち点制です。
勝ち⋯3、引き分け⋯1、負け⋯0。これは通常と変わりませんが、勝ち点が並んだ場合は、その当該チーム同士の対戦結果のみによって順位を決定します。
(引き分けだった場合は、抽選とします)

通常ならば「得失点差」と「総得点」が多い方が上の順位になることが多いですが、当リーグでは、その方式は採用しません。

その理由、①
10-0で勝とうが、4-3だろうが、1−0だろうが、勝ちは勝ち。価値も同じです。
10−0が一番優れているというわけではない。異論はあるかもしれませんが、当リーグでは、その見解に立ちます。

その理由、②
リーグ戦の一試合、そして10歳以下というカテゴリーで、大差をつけて勝たせることに対しどういう立場を取るか。
もちろんそれは、チームのスタイルや指導者の信念や考え方により、大きく変わってくるでしょう。

ただ当リーグとしては、大差がつくゲームでは、お互いに得られるものは多くない、と考えます。
少なくとも大差がつくようなゲームは、ジュニア期ではあまり頻繁に行われるべきではないでしょう。

もちろん「強いチームは手を抜いてくれ」と言っているわけではなく、子ども達が真剣にプレーしていく中で大差がつくのならば、それは仕方のないことです。そういうゲームが多くなった場合は、今後なるべく同じようなレベル同士で試合を組んでいけるように、リーグ側にもアイデアが求められるでしょう。

ただ「得失点差や総得点があるからなるべく多く点を取らなければ!」というケースを撤廃することで、不必要に大差がつく要因を少しでも減らせれば、と考えました。それが、大きな理由です。

そこでもう一つ、追加ルールです

ボールの持ち帰り、禁止

リードをしているチームが、ゴールを決めた後に「あと何点!」とか「まだまだ取れるぜ」的にボールをセンターサークルまで持ち帰る行為、育成年代のゲームではよく見られますね。

これを、当リーグではルールとして禁止とします
やった場合、その選手と監督にイエローカードを出します

負けているチームがこれをやるのは、まだいいと思います。
ただ、勝っているチームがこれをやるのは、明らかに相手へのリスペクトを欠いている行為ではないでしょうか。
「まだまだ取れる」と、相手を馬鹿にしている行為だと思います。
これを平気でやらせている指導者がまだ多いのも、とても残念なことです。

それを指摘すると「得失点差があるから」という方が必ずいます。
つまり
当リーグで得失点差も総得点も採用しないのは、この「ボールの持ち帰り」をさせないためでもあるのです。

いかがでしょうか。
以上の理念が多くの方に届いたのならば、このリーグを行う意義もあるのだと思います。

追記)
ベンチは長椅子のみとする。マイチェアーの持ち込みは禁止。
ふんぞり返る指導者をなくしたいため。

というルールも追加しようかと思ったのですが、ここはさすがに、指導者の方の良識に委ねることとしました。
このリーグに参加しようと思ってくれる方ならば、きっとそんなふんぞり返るような方もいないでしょうし⋯

以上です。

2日前にこのリーグ創設を発表してから今日までの間、たくさんの方からリーグの趣旨にご賛同の声をいただきました。それだけ、多くの需要もあったのだと思います。すでに数チームからも参加のお申し込みをいただきました。

規定チーム数に達した時点で募集は締め切ります。
ご参加、お待ちしております!

参加のお申し込みは こちら の最後にある申し込みフォームから、お願いいたします。


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Daisuke Kubota / あしたのために

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一般社団法人あしたのためにプロジェクト代表。サッカーコーチ。自分なりの、少し変わった景色や視点を書いていけたらなと思います。誰かのあしたのために、現実の殻を破る。ホームページ → http://ashitanotameni.net/