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冷たい雨の中、高架下にて

雨、今年最高に冷えた土曜日の朝。

高架下の広場で小1とパーソナルレッスン。奥では地域の少年野球チームが楽しそうに練習し、僕らの隣では、女子大生の二人組がラクロスの練習をしている。チーム練習じゃなく、二人で自主練をしに来てるという感じだった。

誰もが自由に好きなスポーツを楽しめる空間。しかも高架下だから雨に濡れる心配もない。高架下Great!
高架下って日本中に有り余るほどあるんだからもっと有効に使うべきだよな、ここに人工芝敷けないかな⋯なんて夢想しながら

・無理に足を伸ばしてボールを操作しようとせず、ボールに自分(の身体)を合わせること
・ボールは両足の間、やや利き足寄り

さすが子どもは吸収が早い。無理やり感がありスピードを抑えきれずにいた子が、みるみるうちにボールと一体化していく。
こういう変化が間近で見られるから、個別レッスンは楽しい。

そんな練習を小1としていた最中のこと。隣のラクロスJDから、ボールが転がってきた。

『 いいとこ見せるチャンス⋯!』(JDに)

とっさにそう思った自分のイメージは、難しいショートゴロを素手でキャッチしそのまま華麗にスローする巨人の坂本勇人。
しかし無理に伸ばした右手は当然ボールを掴めず、ポロっとこぼれて転々。すぐに拾えずアタフタする自分。

ようやく拾って「ハイっ」と返せたけれど、受け取った可愛いJDは、お礼を言いながらも明らかに失笑していた。

『 無理にボールを操作しようとせず、ボールに合わせる 』
『 ボールは両足の間 』

この言葉の説得力を、身をもって伝えることができた。
『 カッコつけるとロクなことない 』という人生訓をも、身を削って小1に伝えてみせた冷雨の朝。

こんな感じで
楽しく、そして選手と一緒に思考思索しながら、パーソナルレッスンやってます。 

君だけのコーチ
興味ある方はぜひ、こちらからご連絡下さい。

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