すごいアドリブ力!038「人生が輝くアドリブ力」
こんにちは、くらです。
(いつも「みんなのフォトギャラリー」からすてきな画像を拝借しております。今回は、Poko | Learnistさんの画像です。ありがとうございます。)
こうなりたい、こうやりたいと思っても、中々思い通りにいかないのが人生。組織で生きていくと、特にそれを感じました。組織は人のつながりや関係で複雑に機能して、大きな生き物(有機体、というのでしょうか)として動いていく。組織に属さなくても、人と何らかの関係を持ちながら生きていかなければならない。地球上の人間の宿命だと思います。
自分の思い通りにいかないことを、お釈迦様は「苦」と呼びました。思い通りにいかないのが当たり前。でも、そう簡単に割り切れるものではないのが、人間の難しいところです。
「人生なんて自分の思い描いた通りにならなくて当たり前。私自身は、人生を嘆いたり、幸せについておおげさに考えることもないんです。
いつも『人生、上出来だわ』と思っていて、物事がうまくいかないときは『自分が未熟だったのよ』でおしまい。
こんなはずでは・・・・・というのは、自分が目指していたもの、思い描いていた幸せとは違うから生まれる感情ですよね。でも、その目標が、自分が本当に望んでいるものなのか。他の人の価値観だったり、誰かの人生と比べてただうらやんでいるだけなのではないか。一度、自分を見つめ直してみるといいかもしれませんね。
お金や地位や名声もなくて、傍からは地味でつまらない人生に見えたとしても、本人が本当に好きなことができていて『ああ、幸せだなあ』と思っていれば、その人の人生はキラキラ輝いていますよ。」
(『一切なりゆき~樹木希林のことば~』樹木希林(文春文庫)より引用)
不思議な人でした。一度演技を観たら忘れない、というほど、独自性を持った女優。他に例をみない人なのではないかと思います。その樹木希林さんの言葉は、人の価値観に振り回されて生きてきた私には少々重すぎる、というか、痛すぎる感じがします。
しかし、人生を思った通りに生きるとは、こういうことなのだ、という一つの答えを示してくれて、それはまた、この答えは人によってばらばらですよ、といわれている気がします。主人公は自分である。改めて身に浸みます。
今回もお読みいただきありがとうございました。
「今日の一言:アドリブ力は、自分で決めて自分で生きること」
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