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人生を切り開く言葉1

こんにちは、くらです。


人生をひらく

人生をひらく、とは、こころをひらく、ということ。そのためには必要なことがいくつかある。

その一つは「素直」。

「宮大工の小川三夫さんは高校卒業後、『法隆寺の鬼』『最後の宮大工』といわれた西岡常一(つねかず)棟梁に弟子入り。

修行時代は棟梁の言葉にすべて『はい』と従った。

そしていまや社寺建築の第一人者である。

その経験からいう。

『批判の目があっては学べません。素直でなければ本当の技術が入っていかないですね』と。
心にわだかまりがある人は人生を歪める。
多くの先達がいっていることである。」

(『プロの条件 人間力を高める5つの秘伝』藤尾秀昭(到知出版社)より引用 P64-65)


素直とプライド

素直でいることは、とても難しい。

それは、ある部分で自分の否定しなくてはならないから。

自分より明らかにできる人間、つまり、自分が心から敬う人間には、人は「素直」になれる。

ということは、自分が敬っていない人間には、「素直」になれないことも出てくる。

あいつには負けたくない、というライバルのような人間には、どんなに優れていても「素直」になれない。

「たまたまうまくいっただけだ」

「あいつは家柄がいいからうまくいくんだ」

「あいつは才能が元々あったから・・・・・」

優れた相手を認めるというのは、自分が劣っていることを認めること。

それがライバルなら余計に「素直」になれない。

でも、本当に自分が劣っていると思えば、あとは努力で登っていくしかない。

自分が劣っていることを認めない限り、先に道は見えない。

なぜなら、劣っていることを認めない限り、ずっとその世界に留まるから。

今の自分から離れたくない。

離れると、自分が劣っていることを認めることになる。

それは恥ずかしい。

悔しい。

プライドが許さない。

でも、そのプライドとはなんなのか。

本当のプライドは、劣っていようが恥ずかしかろうが悔しかろうが、揺らぐことはない。

自分は自分である。

劣っているところはたくさんある。

でも、優れたところもたくさんある。

劣ったところは、伸ばすことを考えよう。

優れたところは、もっと伸ばすことを考えよう。

自分のやるべきことをやっていく。

誰がなんといおうと、人生をかけてやっていく。

それがプライドではないか。

ほめられなくても、尊敬されなくても、自分の道をしっかり見据えて進んでいく。

それがプライド。

プライドがある人は、足りないところは「素直」に吸収する。

「素直」に生きている人は、自然に色々な情報が集まってくる。

助けてくれる人も出てくる。

助けられると、反対に人を助けたくなる。

すると、益々、人や情報が集まってくる。

人生をひらく、こころをひらく人には、「素直」が根底にある。

今回もお読みいただきありがとうございました。


今日の「みんなのフォトギャラリー」

いつも「みんなのフォトギャラリー」からすてきな画像を拝借しております。今回は、T_GAIさんの画像です。ありがとうございます。
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