自分の「お客さんとしてのスタンス」を決めておく。あと、他人を否定しないこと。自分のために

ようやく昨日、北海道と札幌市による飲食店への休業支援付き営業自粛要請が出揃い、(「第2回臨時議会で可決された場合に実施」という条件付きではありますが…)飲食店としては「休業しやすい」環境が整いました。

多分ですが、今日から今週末にかけて、ひとまず5月6日までの休業を決めるお店が増えてくるのではないかなと思います。

カフェに関して、僕は個人的に「休業という判断をしたお店」も「細心の注意を払いながら営業を続けると決めたお店」も、そのどちらの判断も尊重するというスタンスです。

簡単に言うと、「お休みは全然OKだと思うし、やっているお店は僕が出来る最大の予防行動*をした上で、無理のない範囲で行きますね~」という感じ。

休業or営業、どちらの判断をするにも背景には必ず理由があって、その理由の上にお店が成り立っています。

判断の結果というのは、店主が自分のため、お店のため、そしてお客さんのために一生懸命考えて、現時点で"ベスト"だと思われる選択をした結果です。(行政の定めるガイドラインに反することがあればまた別の話ですが、)だからこそリスペクトし、出来る範囲で、出来る形で応援するのが良いと僕は思います。

今するべきでないのは、不必要に周りの人の足を引っ張ることです。

休業を決めたお店からすれば、まだ営業を続けているお店に対して「うちは休業にしたのに、なんでやってるんだよ!こんな時期に!」と言いたくなるでしょう。

外出を我慢している人からすれば、今もカフェに行っている人に対して「私が我慢しているんだから、アンタも我慢しなさい!」と言いたくなるでしょう。

気持ちは良くわかります。

でも、それを声に出して、相手にぶつけて攻撃して、何が生まれるでしょうか?あなたが得られるものは何でしょうか?

5月6日までの緊急事態宣言を過ぎれば一気に元通りの世界になる、ということはどうやらなさそうで、少しずつ折り合いをつけながら生活をし、経済を回して行かなければならなくなりそうです。

そうなったときに、今放った自分の言葉が、もしかしたら自分を苦しめることになるかもしれません。

そうならないためにも、もっと人のことを信じて、そして共通の大きな目標をみんなで達成する、という意識でいられたらいいなと思います。

(*予防行動:手洗い・うがいの徹底、15分に一度の飲水、目や鼻をはじめとして顔を手で触らない、外出時はマスク着用、アルコールスプレーを持ち歩いて車の乗り降り時や食事前などに使用、1日最低6時間の十分な睡眠確保、栄養バランスの良い食事、移動はすべて車で目的地まで最短距離で行く、公共交通機関は使わない、人混みを避ける、同じ場所に長居しない)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?