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スローな営業日こそ、SNS活用でお店のファンを作るチャンス!

昨日は季節外れの雨だと思ったら、今日は朝から大粒の雪が降り続いている札幌。こんなお天気だと外に出るのも少し億劫で、「カフェに行こう」とはなかなかならないかもしれません。

そうなると、お店は困ります。駅直結や駅チカの店ならまだしも、お天気が悪くなれば当然、客足も遠のきます。それでも、晴れの日と同じように営業時間は過ぎて行きます。

そんな時、何をしてこの時間を有意義に過ごすべきなのかなぁ…というのを、お客さん目線で考えてみました。

スローな営業日は、ファン作りに時間を使えるチャンス!SNS活用デーにしましょう!

昨日の「お金の3種類の使い道…消費、浪費、投資」のお話ですが、これはお金だけではなく「時間」にも当てはめて考えることができます。

この中で、時間も使った以上のリターンを期待する「投資」的な使い方をしましょう、というのが今日の趣旨です。で、SNS活用はその一例です。

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SNSを何の目的で使うのか?というと、ファン作りのためです。お店の想い・理念に惚れ込んでもらって、ファンになってもらって、お店のことを応援してくれる、そんな人を一人でも多く増やしたい。

実際にファンになる【瞬間】は、そのほとんどが来店時だと思いますが、「理念や想いを知ってもらうこと」や「既に来店経験があるお客さんに、さらにファンになってもらうための後押し」といった"仕込み"は、SNSでも十分にすることができます。

それを家に帰ってからではなく、スローな営業時間中にやってしまいましょう、ということですね。「お客さんが来なくてピンチ!」ではなく、「SNSに時間を使えて、明日以降、今までより多くのお客さんに来てもらうチャンス!」です。

ファン作りのためにSNSでやっておきたいこと

※今回は「お天気が悪いなどの理由で、お客さんの出足が遅い日の時間活用」という観点でお送りします。言うなれば「限られた時間でやっておきたいこと」なので、総論的なSNS活用術ほどのものではありません。あしからず。

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まず、お店公式SNSアカウントの使い方を2つに分けます。

1. お店公式アカウントを見に来てくれたお客さんが、目にする情報の整理→「守り」

2. お店公式アカウント自ら、お客さんに対して働きかける→「攻め」

この2つの観点で、話を続けていきます。

1.SNS運用の「守り」…公式アカウントを見に来るお客さんの出迎え方

お客さんは、何を求めてお店公式アカウントを見に来るのでしょうか?まず最低限知りたい情報として考えられるのは、以下の3つです。

・営業に関する正確な情報(営業日、営業時間、住所、駐車場有無など)

・営業に関する最新の情報(臨時休業、オープン時間の変更など)

・商品情報(定番商品でも、新商品でも、特に初めて来るお客さんは「自分に合うものがあるか」を知りたい)

これらの情報は、人間のプロフィールのようなものです。

仕事でも趣味でも、素性のわからない人と初めて会うときに緊張するように、お客さんとお店の関係でも、初めてはドキドキする人が多いです。

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そんな緊張を和らげて、来店への心理的ハードルを下げるためにも、これらの情報を明示することは必須です。名刺を差し出して「私、こういう者です」と自己紹介する感じをイメージしていただけると、わかりやすいと思います。

なので、これらの情報をわかりやすいようにお店公式アカウントに記載していますか?というチェックを、まずやって欲しいと思います。

これが抜けていると、初めてのお客さんが「ちょっと興味あるけど…よくわからないからやめておこう」という感情になり、来る可能性があったお客さんを取り逃してしまうリスクもあるので、絶対に押さえておきたい部分です。

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この最低限に加えて、自分の理念・想い、あるいはお店のこだわりなんかを語る投稿があっても良いと思います。投稿の内容が響けば、期待が高まった状態でお店に来てくれる(来店済みなら、もっとファンになってくれる)可能性が高まるでしょう。

☆期待の高め方、の話↓

2.SNS運用の「攻め」…お客さんのところに自ら働きかける

これは、「SNSというものが誕生したからこそ」できるようになったことであり、非常に旨味のある取り組みだと思います。

やり方を間違えさえしなければ「やって損」ということはなく、やればやるだけファン作りにおいてプラスになります。

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結論から言うと、

・来店経験があるお客さんに感謝を示し、より強い好意を持ってもらう

・自分のお店がターゲットにしている層で、なおかつ来店経験がない人に対して、自分のお店の認知をしてもらう

やるべきことはこの2つです。

まず1つ目の「来店経験があるお客さんに感謝を示し、より強い好意を持ってもらう」ですが、「これはもうやってるよ!」というお店も少なくないと思います。

やっていることというのは、Instagramで自分のお店の写真を投稿してくれた人を、ハッシュタグやスポットから辿って行って「いいね!」を押すことですね。僕の体感ですが、SNSアカウントを持っているお店の半分以上~8割くらいは、既にやっていると思います。

これをやるのは、素晴らしいことです。多くのお店が出来ていることは、最高だと思います。

ただ、多くのお店がやっているからこそ、「いいね!」を押してもらうことに対するお客さんの喜びは、どんどん小さくなっています(人間というのは、欲深い生き物です…)

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そこでおすすめしたいひと手間は、「コメント」です。

時間がなければ定型文「ご来店ありがとうございました!」のコピペをして回るのでも良いですが、撮ってくれた写真の感想なんかも添えてあげると、お客さんはよりそのお店のことが好きになります。

自分の撮った写真をほめてもらえたら嬉しくなって、またそのお店に行きたいと思いますよね?ファンというのは、こういった小さな部分の"ひと手間"で増やすことも出来ます。

続いて「自分のお店がターゲットにしている層で、なおかつ来店経験がない人に対して、自分のお店の認知をしてもらう」ですが、以下の音声コンテンツにてお話しようと思います。

具体的な考え方・手法、僕のInstagramアカウント運用で成功したフォロワーを増やすための考え方も交えてお伝えしていますので、ご興味のある方はぜひお聴きください!

☆Links

・YouTube

・Instagram:@aditc__

・Twitter:@horicafe12

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