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なぜ”できなくなる”のか。


ADHD_noteです。

私が普段生活しているなかで、”できなくなる” ということがあります。

約束の時間だったり、何かの締切だったりと、仕事・プライベート問わず、そして、約束・締切の順番や重要度問わず、いろいろなケースがあります。


今回は私の視点で、 ”間に合わなくなること” と中心に書きたいと思います。


よくわたしは、私自身のADHD特性の一つの症状として”多想”という言い方をしています。

”多想”とは、ADHDの特性の一つである”多動性”によって、とにかく頭の中にいろいろなことが、「浮かんでは消え」「浮かんでは消え」ということが起こる症状と考えています。

この記事のキャッチ画像(記事の上に表示される画像)がイメージとしてはわかりやすいです。(とにかく多くの締切があるイメージです。)


たとえば一か月のうちに、

「病院へ行くのは4日」
「○○さんと約束したのが8日の10時」
「××さんとは10日の15時」
「病院で検査があるのが11日」
「書類の提出締め切りは今月の25日」
「支払いの締切は20日まで」
「飲み会は27日」

「頼まれていたモノを買わなくちゃ」
「日用品も切れていた」
「そういえば、通っているスクールの課題が明後日までだった・・・」

などなど、具体的にはこのような感じで常にオーバーワーク気味な状態です。

ADHD特性があると、通常の仕事の課題だけでも山積みで上手くいかないことが多く、いっぱいいっぱいな状況にもかかわらず、さらにプライベートでもこれだけのことがある。

ひとつひとつこなしていこうとは思いますが、時間感覚も希薄なため、
とにかく多動・多想のため、それを上回る行動(いわゆるキャパオーバー)をしてしまいます。



・片づけたいのに買ってしまう。(あるいはもらってしまう。)

・忙しいのに約束してしまう。(断らない。)

・日常生活で時間もカツカツなのにスキルを身に付けようとしたり、資格の取得を目指すなどスクールに入学してしまう。
(1日24時間しかないのに、それ以上の時間が無いと”物理的にどう考えても出来ない状況”を自分で招いてしまう。)

・金銭的に毎月入ってくるお金や、(睡眠時間などを考慮すると)課題に取り組むことができる時間があるわけがないのに、それ以上のスケジュールを組んでしまうことがある。(たとえば、先程の資格取得のためのスクールローンを”複数”組むなど。)


これらを、どう表現をしたらよいかわからないですが、
”わかっちゃいるけどやめられない”という表現が最も適切かもしれません。


どちらかというと、“止めなければ”とかいう気持ちは少ないかもしれません。ただ、結果的に”やっちまったぁ~!”ということは思うのですが・・・。


というわけで、今回はADHD特性によって”できなくなること”について書きました。

主に多動、多想によって、自分のキャパシティーの倍以上のことをしようとするためです。
(ただ、ADHD特性はマイナスなことばかりではありませんので、今後そのあたりを書いてみたいと思います。)


ADHD特性について、少しでも理解を深めていただけたら幸いです。


ちなみに画像は
”ADHDの締切の状態”って、こんな感じ的な画像。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

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