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「HSP×自称カウンセラー」

マミ:「まどか、『HSP×自称カウンセラー』という言葉は、高感受性の人(HSP)を対象にカウンセリングを提供している人の中で、民間資格を持つカウンセラーや、公的資格を持たないカウンセラーを指すわ。」

まどか:「マミ先輩、なぜ民間資格のカウンセラーが増えているんですか?」

マミ:「それは、近年、心の悩みや問題を抱える人が増えており、カウンセリングの需要が高まっていることが一因よ。また、民間資格は取得が比較的容易であり、多くの人がカウンセラーになりたいと考えるため、民間資格のカウンセラーが増えているのよ。」

まどか:「それは大変ですね。精神科医はどのように警鐘を鳴らしているんですか?」

マミ:「精神科医は、民間資格や無資格のカウンセラーが増えることで、適切なカウンセリングが受けられないことを懸念しているのよ。一部のカウンセラーは、専門的な知識や技術が不十分であり、クライアントにとって危険な状況を引き起こす可能性があるわ。」

まどか:「それは怖いですね。では、どのように覚悟を持ってカウンセラーを名乗ってほしいですか?」

マミ:「まず、カウンセラーを名乗る前に、適切な専門知識や技術を身につけることが大切よ。また、自分の限界や専門外の問題に対処する際には、適切な専門家にリファー(紹介)することが重要ね。最後に、クライアントの利益を第一に考え、責任を持ってカウンセリングを提供することが求められるわ。」

まどか:「マミ先輩、詳しく教えてくれてありがとうございます。これからカウンセラーを選ぶ際に気をつけたいと思います。」

解説

まず、民間資格のカウンセラーが増えていることについて説明します。近年、メンタルヘルスの意識が高まり、カウンセリングの需要が増えています。そのため、多くの人が民間資格のカウンセラーを目指し、カウンセラーとしての活動を始めています。

一方で、公的資格の精神科医が警鐘を鳴らしていることもあります。精神科医は、専門的な知識と技術を有する医師であり、メンタルヘルスの専門家としての役割を果たしています。しかし、民間資格のカウンセラーは、資格のレベルや内容がバラバラであり、医学的な知識や技術を必ずしも持っていないことがあります。そのため、精神科医らは、民間資格のカウンセラーによる不適切なカウンセリングが、逆に患者の症状を悪化させる可能性があると懸念しています。

そのため、精神科医は、カウンセラーが自己申告によって「自称カウンセラー」として活動することに対し、慎重な対応が必要であると訴えています。一方で、カウンセラーとしての活動に覚悟を持ち、自己啓発や専門的な知識・技術の習得に取り組むことで、より質の高いカウンセリングが提供できるようになることが望ましいとされています。

つまり、民間資格のカウンセラーが増える中で、公的資格の精神科医が不適切なカウンセリングに対して警鐘を鳴らし、カウンセラー自身も覚悟を持って活動する必要があるとされています。

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