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感覚過敏について(聴覚編)

感覚過敏

味覚、臭覚、視覚、聴覚がよく知られている人の五感ですね。
この五感全ての感覚が過敏になっていました。全てが過敏な人は少ないようです。
息子の場合、視覚と聴覚がななり現在、ひどくなっています。
しかも大学で研究中の事例という状況でした。
聴力に関しては、学校の聴力検査には全く引っかかりません。
むしろ、良すぎる聴覚過敏です。なので先生方に話しても耳がいいんだからよかったねとなります。
隣の教室の先生の声が聞こえて隣の教室でやっている教科書を広げていたようです。💦
でも、こんなに聞こえているのにお友達とトラブルが絶えません。
「僕にだけ言ってくれない。勝手に決まっていく」と家でもよく愚痴っていました。そして、お友達に「無視した。」と言われたなど言って来たり、「言った。」「言ってない。」と言い合いになったりしていました。
先生の指示が、通らなくてできないことも多く、忘れ物が多かったのです。

聴覚過敏の裏にもう一つ

そう、息子を苦しめたのがもう一つ原因がありました。
それは、聞き取り困難(あるいは聴覚情報処理障害)という症状です。
音は聞こえるけど、言葉として脳まで届いていない症状です。
聞き間違いが多く、ざわざわした中では聞こえない症状でした。
息子が、大学病院でこの検査をした結果、静かな場所でも50%しか聞き取れていませんでした。そしてノイズのあるざわざわした環境では10%しか聞こえていなかったのです。
医師のおすすめは、デジタルワイヤレス補聴システムというマイクと補聴器でしたが、現在、息子のような症状では難聴児とはされないのが現状です。
市町村でもこの状態を知る人はいなく、貸し出しもできるかどうかも分からないとの返答でした。
難聴児であれば助成金の援助がありますが、息子の場合がこの助成金につながるのか再検討が必要とのことでした。(都道府県によって見解が違うようです。)

では、試聴をとメーカー思い問い合わせたもののこの症状を訴える大人も多く現在、試聴すら2ヶ月待ちと言われる始末でした。そう子供だけの症状では決してないのです。むしろ、社会に出て初めて気づく人が多く電話の声が聞こえにくいし、聞きながらメモを取れない。(実は私もすこしあります。)
転職を重ねて初めて聴覚情報処理障害(APD)が原因とわかるようです。子供が来ることは最近では増えてはきていますと補聴器店の店員さんが教えてくれました。
この機械はむしろ本当に難聴児のために作られたようです。
調べた結果、聾学校や聴覚支援学校には貸出があることがわかりました。😭

診断場所

残念ながら、この聴覚情報処理障害を診断できる医師もすくなく息子を見てくださった病院でも半年待ちの状況でした。
大学病院なので耳鼻科で検査してもらい聴覚に異常がなければ紹介状を書いてもらって予約となります。他府県でしたので地域連携室を通して本当に大変でしたが、息子の状況を把握したいと思い動いた次第です。
居住地で検査を受けれるように早くなって欲しいです。

今回も長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
今後も頑張って息子のことでわかったこと頑張っている姿を書いていきたいと思います。
同じ状況で悩んでいる方に少しでも参考になればと思います。
これからも応援お願いします。🫡



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