見出し画像

ひいきしちゃう!

こんにちは!

皆さんは、自分が持っているもの
(車、おもちゃ、ペン、ゲーム機、携帯、本、趣味の道具 など)は
大事に扱いたいと思うものですよね?

それが、
他の人に汚されたり、
壊されたりしたら、
とても不快になりますし、
時には怒り狂うこともあるでしょう。

よく、長く持っていると愛着が湧く などと言いますが、
意外とこの現象不思議じゃありませんか?

「そりゃ、気持ちが入るし、一緒にいる時間が長いから、
愛着が湧くのは当たり前じゃないか!」という方もいるかもしれません。
しかし、冷静に考えてみて欲しいのですが、
例えば、あなたが長年持っているものが「車」だとしましょう。
ちょっと冷たい言い方かもしれませんが、

・その車って、もともとはお店のものですよね?
・もともとはただの金属の塊ですよね?
・あなたとは全く関係がなかったものですよね?


でも、なんだかんだ言っても、
今持っている車が一番大事で、
可愛くて 
などと思ってしまう。

新しく登場した車がすごく自分好みだからと言って、
今持っている車をすぐに売ったりすることはあまりしないでしょう。

このように、自分が所有しているものを人は価値を課題評価します。
これを「保有効果」と言います。

今、あなたが持っている車が、
もし通りすがりの車販売店で全く同じものが売られていたとします。
仮に「両方の車に値段をつけろ」とその場で言われたら、
あなたは自分の車の方に高い値段をついつい付けてしまいますよね?

そう、エコひいきしちゃうんです。

この
「エコひいきしちゃう」
「価値があると思っちゃう」
という感覚が、この保有効果です。

価値は全く一緒のはずです。なんなら、
車販売店で売られている車の方が傷もないですし、キレイな状態ですから、
他の第三者からみたらそちらの方が価値があると判断するでしょう。
(車愛好家の方には耳が痛い話かもしれまんせんが・・・)

今回は、車を例に挙げて書きましたが、
この心理効果は他にもいろんな場面で効力が発揮されています。

ぜひ、日常生活を振り返って、思い出してみてください!

そして、物事の価値を
自分の主観ではなく、客観的に見る」という視点ができたと思いますので、
ぜひ、どこかで試してみてください!

これは、自分のものの価値を
「低く見るようにする」ということではなく、
「客観的に見る」ということです。

人間はものを見るときに必ずと言っていいほど、
主観で見ています。(偉そうに記事を書いている私も主観で見まくってます笑)
しかし、主観ばかりで見ていると、
そのうち欲や計算、損得感情などのエゴが介入してきて、
より目が曇っていきます。

そして、
・結果として誤った判断をしてしまう、
・誤った見かたをしてしまう、
・真実を見れないまま終わってしまう ということになりかねません。

人生は選択や判断の連続です。
この記事を通して
物事を等身大で見れて、
自身の中にある感情やエゴなどに左右されない生き方
を見つけていただけたら
幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

次回は、なぜ「変わろうとしないで、現状に甘んじる人が多いのか?」について人いていきたいと思います!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?