#推薦図書

「 #書いてつながろう 」

外出自粛でなかなか外に出られず、たくさんの暗い情報で頭がいっぱいいっぱい。

こんな状況だけど、みんなで「書く」ことでつながったり、楽しい習慣になったらいいな。

そんな企画に賛同したメンバーで、毎週テーマに沿って投稿しています。
参加したい方がいましたらコメント欄にてご連絡ください。

今週のテーマは「 #推薦図書 」です。

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こんな風に愛されたい。そう思ってしまう絵本を子供の頃から愛読している。

『しろいうさぎとくろいうさぎ』

まず、絵が美しい。幻想的で繊細な風景の中に、二匹のうさぎは擬人化を最小限に抑えられ野性的に描かれている。にもかかわらず、そのうさぎたちの目の表情の豊かなこと。悲しそうな表情のくろいうさぎなんか、つかまえて帰って可愛がりたいほどいたいけで、男にこんな表情させてみたいものだとさえ思ってしまう。英語で描かれたこの絵本のタイトルは『Rabbits' Wedding』。くろいうさぎのプロポーズは、結婚ってこうであってほしいよねって思う一つの形だと思う。しろいうさぎが美人ちゃんで気が強そうで、大好き。

『100万回生きたねこ』

この絵本が壮大な恋物語だということに、うちの幼い子供たちはまだ気づいていない。こんな風に愛されたら女冥利に尽きるよねえ。100万回生きたねこが愛した白いねこは、『そう。』と『ええ。』しかしゃべっていない。白いねこも美人ちゃんで、クールビューティーで大好き。

幼子に名作絵本を読み聞かせながら、恋愛観に思いを馳せるコロナの夜。

しろいうさぎとくろいうさぎ（ガース・ウイリアムズ ぶん、え／まつおかきょうこ やく） 福音館書店 

100万回生きたねこ（佐野洋子 作・絵） 講談社

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来週のテーマは「 #男女の友情 」