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バンクーバーへの引越し再始動

コロナの影響を受けて、私達家族の東京→バンクーバーへの引越しも3月から一時停止していたわけだが、実は6月にはIRCCからカナダ入国の認可を受けることができていた。

とはいっても、IRCCの認可を印籠のようにかざして、顔パスできるわけじゃない。カナダの自宅へ家族で移動するにあたっての "essential reason" という後押しが必要。つまり、夫は東京⇄バンクーバー間の仕事が現状成り立ってしまっているため「その移動は本当に必要なのか?」という点がネックのまま。
いやいや必要かどうかって言うけど、そもそもカナダに自宅があって家賃払ってて(3月から誰も住んでないのに!!)カナダに納税しててカナダに住めないってどーいうことやねーーん!!東京の持ち家は売りに出てるのに!!と個人的には思うが、個人的な理由はどうでもよくて公共の利がないとだめなのね。はい。

大使館ともやりとりを繰り返すなか、これはもう一般の旅行者と同じ扱いで国境が開くのを待つしかないのか。。。と半ば観念していた矢先、夫のスーパー素敵上司が事態を見かねて会社からの後押しを提案してくださった。ということで、少しでも早くカナダの自宅へ戻れるようにと、あれこれ準備を整えている。誰もが大変な中、このような提案をしてもらえるのは本当にありがたいことだと、都知事選結果を見て完全にダークサイドに落ちていた私の心がふわっと救われた。

今カナダへ入国するためには、バンクーバーに到着してからの隔離生活計画について、空港からその隔離生活を送る場所(私達の場合は自宅)までの移動手段、隔離生活中の食料品の確保、何かあったときへの医療機関へのアクセス等についての計画書を提出しなければならない。などなど、海外へ引越し&移住するのにはただでさえ色々な手続きがあるのに、更に追加で様々な手続きと提出物に追われる。。。5人+犬1匹の移動。誰か一人でも熱が出たりしたらと思うだけでまたダークサイドへ転がりそうになる。

神様ー!どんだけハードルあげるのーーー!!

と思いつつ、どんなハードルでも跳んでやるよ。という肝はとっくに据わっているのだ。
失敗は終わりじゃない。次の挑戦の始まり。
自分ではどうにもできない力で、期待を希望を夢を奪われたように感じても、何度も何度も夢を見る。ダメだったらお終い、じゃない。次の挑戦が始まるだけだ。

次もダメでもまた立ち上がる。それでいいんだからそうするし、そんな私達の姿を子供達に見せたい。そのための移住なのだから。


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