見出し画像

(後編)代表・堀口へのインタビュー


コロンビア人の母を持ち、自身も在日外国人女性の生活支援に長年取り組んできた堀口安奈。
言葉の壁や不安定な雇用状況で、周囲と関係を築けず、貧困や孤立に直面する彼女たちの現状と子どもたちの未来を変えるために、株式会社Adelante(アデランテ)を立ち上げました。

はじめまして、Adelanteです|Adelante Inc. (note.com)


今回はAdelante代表・堀口にインタビューの続きとなります!
前編では設立の経緯や大切にしている想いを伺いました。
後編では、ブランドとしてのソーシャル×商品、今後の目標などについてインタビューいたしました。

代表・堀口へのインタビュー(前編)|Adelante Inc. (note.com)



ー SOL LUNAというブランド名の由来は何ですか?

(堀口)「スペイン語でSOLは太陽、LUNAは月という意味。大変なことがありながらも、いつも太陽のように明るい笑顔を絶やさない在日外国人女性たちを、月のようにそっと見守りながら支えたいという思いを込めました。」

ー ブランド立ち上げからこれまで、あまりソーシャルな背景を出さずに販売をしていたそうですが、その理由は?
(堀口)「はい。ソーシャルな背景をあえて押さずにデザイン性・機能性で選ばれる商品開発を行っていました。デザインの良さや独自のサイズ感など商品へのこだわりを徹底してプロモーションし、顧客に選ばれるブランド力の確立に徹してきました。」


日本市場でも受け入れられる色味の研究を重ねる

ー 選ばれる商品作りに徹底していたんですね。
では、ソーシャルな面を出そうと決めたきっかけは?

(堀口)「初期に目標としてきた累計購入者数・SNSフォロワー数を達成したタイミングで、ブランドとして次のステップに進めるかなと感じました。
ソーシャルな背景について少しずつ発信を増やしたところ、顧客やフォロワーの皆さまから反響があったのは嬉しかったです。」

ー ブランドの背景も受け入れてもらえたという自信につながったのでしょうか。
(堀口)「商品の良さだけではなく、ブランドストーリーに魅力を感じていただいたことで大手百貨店から期間限定ショップのオファーがあるなど、ブランドストーリーがさらなる強みになることを確信しました。
これまで培ってきたブランド力とソーシャルな背景を掛け合わせることで、SOL LUNAに厚みを持たせ、競合他社とのより強固な差別化を図ることが出来ると信じています。」


いつも笑顔が絶えない明るいメンバーたちと

ー ブランド力 × ソーシャルな面でさらに選ばれるブランドを目指す。
SOL LUNAを通して日本で暮らす外国人とのつながりを創出しているんですね。

(堀口)「SOL LUNAのスタッフをはじめとする在日外国人女性たちは、まだまだ困難や様々な課題と向き合い続けています。
15年前、途方にくれていた自分を救ってくれた大人たちのように、今度は私自身が誰かに手を差し伸べることができる存在になりたい。その一心でSOL LUNAを続けています。」

ー 忙しい日々のなかで、大切にしていることは?
(堀口)「日本で暮らす外国人女性たちの現状を変える、という起業の原点を忘れないようにすることです。
また、代表としていろいろな判断を迫られる中で、過去の自分に誇れる選択をするというのも大切なことの1つです。」

ー 今後の目標を教えてください
(堀口)「日本国内で飾り付けアイテムのブランドといえば「SOL LUNA」と名が上がるような認知度のあるブランドに成長すると同時に、
講演会やイベント、メディアを通し在日外国人女性達の存在を社会に可視化させていきたいです。」

ー 今後より一層成長できるように頑張っていきましょう!インタビューありがとうございました!

一人でも多くの方に関心を持っていただけるように


以上が、今回の代表・堀口へのインタビュー(後編)となります。
まだまだ小さなアデランテですが、支えてくださる皆さまと共に進んでいきたいと思っております。
「こんな会社あるらしいよ」など少しでも話題にしていただけると、スタッフ一同喜びます!

インタビュー第2弾をお待ちくださいませ!!

サポートは全てSOL LUNAの事業発展やスタッフの生活相談などのサポートの為に使用させていただきます。ぜひ、応援よろしくお願いいたします。 お問い合わせはこちらから info@adelante-co.jp 担当:小野