見出し画像

【読書記録】飽きる勇気

少し前ですが、スタイリングディレクターの大草直子さんの「飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方」という本を読みました。

本の説明:(Amazonより引用)
超人気スタイリングディレクター、ブランドコンサルタントとして活躍する著者がその半生を振り返り、しがらみ、こだわり、未練、キャリア、人脈など「積み重ねてきた」ものをあえて手放して「自分が今本当に楽しい、大切だと思うことに集中して生きる」ことの大切さについて語ります。時代の転換点の今だからこそ読みたい、新しい生き方本です。


雑誌の紙面やWebメディア等からもとても人生を楽しんでいる感じが伝わってきて、大草直子さんは、私にとって「こんな風に年齢を重ねたい」と思う憧れの1人なのです。

キャリアに対する考え方、特に人生の転機についての考え方が、非常に参考になりました。

■仕事を3つのステージで考える

40代までが第一ステージ。目の前のことを精一杯こなしていく時期。自分の視野に入る仕事をひとつひとつ丁寧に、必死にクリアしていく。

40代からが第二ステージ。第一ステージで身に着けた知識・スキルをシェアし、社会に還元していく時期。

そして、70歳からが第三ステージ。とことん好きなことを突き詰めていく時期。

私はまさに第二ステージに突入するタイミング。
今後の働き方を見直す上で、この考え方にとても共感しました。

そして「好きなことを突き詰める第三ステージ」は70歳から!!
少し驚きもしましたが、同時に楽しみにもなりました。

このキャリアを三分割した考え方は、今後、私の指針になりそうです。

■転機を見逃さない

自分の環境を大きく変える事って非常に勇気のいる事。
でも大草さんは、何度も「思い切って手放して、新しい環境に飛び込む」ことをしてきました。

印象に残ったフレーズは、

「変えたい」「変わりたい」という感覚は、人生における「潮目」が近づいているサイン。
「5年後もここにいることにワクワクしていられるか?」と聞かれたら、答えはNOでした。

私は今、そろそろ今の環境から「卒業するタイミング」と分かってはいるけれど、なかなか勇気が出せずにいました。
だからこそすごくこれらの言葉が心に刺さりました。


大草さんの自由で柔軟な考え方、すごく憧れます。
同じように「転機」を感じている女性に是非読んでほしい一冊です。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

スキ、コメント、フォローは励みになります!