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ADDress2年目/佐別当 隆志

今日は自分の43歳の誕生日で休日ということもあり、この1年の振り返りとこれからについて書いてみました。コロナ禍で移動制限もある中、4月1日にはひっそりと1周年を迎えました。非常事態宣言もあり、対策の実施にも追われながらも、宣言解除を見越して新規拠点は増やし続け、ありがたいことに新規会員数も右肩上がり、伸び率も上がってきています。

【分散型の共同体ネットワーク】

この1年、構想が次々と現実化し、ADDress日南はもちろん、北鎌倉B邸や、清里、小田原など様々なタイプの素敵な拠点がオープン。50軒を越えてきました。

昨夜は第5回ADDressオンライン多拠点スナックで、画像のように全国から多数の会員、家守のみなさんと楽しい時間を過ごしていたのですが、全国に家守が増え、素敵な方々が自発的に様々な取り組みを始め、家守同士でも繋がっていってくれています。また多拠点生活を楽しむ会員のみなさまがまた素敵で、発信や交流が続々と広がっています。

さらに、ANAとの提携や、JR東・西日本グループとの資本業務提携、小田原市や多良木町など自治体連携など、企業・自治体連携も拡がりました。今後もさらに様々な連携が進行中です。

これらはまさに今、 #全国創生 をスローガンに、分散型の共同体ネットワークが拡がりつつあることを実感しています。

【ネットワーク効果と社会課題解決】

ADDressは、FacebookやSalesforce、Airbnb、Netflixのように「ネットワーク効果」が強く、会員数が増えることで、拠点数が増え、家守の数も増え、サービスとしての価値がどんどん大きくなります。

住宅やホテルを1軒建てたり、商品を作って売るのと違い、事業が大きくなるほど、安定した収益が拡大し、物件やプロダクトへの投資、地域への貢献などさらに大きな価値を生み出す力がついていきます。Netflixのコンテンツへの投資やクラウドサービスの機能拡充をイメージして頂ければと思います。

また、人口減少した空き家は社会問題化し、地域で借り手もつかない負債になっていることが多いです。その空き家が、ADDressのネットワークに入ることで、定期的な家賃収入が入り、家は甦り、地方に関係人口が増えるという社会的課題解決にも繋がっていきます。会員や家守になることで、社会貢献にもなります。

今後さらにADDressネットワークが拡がることで、空き家リノベーションには融資が付き、家具家電はリースも利用できるようになり、資材の調達力も上がり低コストになり、初期投資のできないオーナー負担も下がっていきます。空き家問題や人口減少が深刻な地域では、リノベーションなどの補助金も付き始めています。

ホテル・旅館との連携強化も始めました。コロナ禍だけでなく、今後、閑散期の連携など、広い意味で空き家(空き部屋・遊休施設)活用を進めて参ります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000040352.html


【サブスクリプション】

シェアリングエコノミーのマッチングプラットフォームと違い、定額制であることで、オーナーや家守にリスクを背負わせ過ぎず、収益性は必ずしも高くないですが、安定を生み出し、会員とも長期的な関係を築くことができます。

プロダクトや顧客サポートなどまだまだのことも多いですが、サービスの不満足は生涯契約期間(LTV)にも直結するため、僕らは改善し続けるインセンティブも働きます。物件数を増やし続ける必要もありますし、稼働率が高過ぎて予約できないということを避ける必要もあります。

オフラインだけでなく、オンラインでの交流も含めて、会員のみなさまとは継続的な関係、信頼をつくっていくことも大切にしています。


【都市集中オフィスから多拠点コリビングへ】

企業のテレワークが急速に進んでいます。Twitter、Square、Shopifyに続き、国内も日本電産、GMO、ドワンゴなどコロナ以降もテレワークを継続する会社が増えていきます。

「オフィス中心主義の時代はもう終わった」

「多拠点居住OKの会社で働きたい」

そんな声が増えてくると、都市の一極集中から、より地方の魅力が見直される時代になるかもしれません。人口減少を解決することは難しくても、多拠点居住や、多拠点コリビングの可能性はますます拡がっていきます。

都心部でWeWorkなどシェアオフィスと法人契約が拡がっていったように、地方で仕事も滞在もできる多拠点コリビングを導入する企業との提携を増やしていきたいと考えています。

経営者や企業担当者のみなさまは、職住融合、オフィス不要・シェアオフィスから多拠点コリビングへ、企業視点で下記noteもご参照ください。
https://note.com/address/n/n9f63a47f1e6b

法人契約の販売パートナーも強化しています。雑誌「TURNS(ターンズ)」と提携し、法人契約した会社は1年間の購読料無料と、TURNSでのインタビュー取材という特典を付けて頂いています。宜しければこちらもご検討ください。
https://turns.jp/37618

毎週オンライン相談会やイベントも開催していますので、興味のある方はぜひご参加ください。引き続きどうぞよろしくお願い致します。
https://sites.google.com/address.love/event 


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