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やむちゃ


enishi

yam↪soloexhibition

2022.7.18(海の日)-8.6(土曜日)

日本茶カフェsuishoku/スイショク


全日程を終了した
yam初の個展は 
感情に溢れていた

初めてだからという
妥協や甘えは 
感じさせなかった

ここに書き留めておく
会期中に
何を見て
何が起こって
何を感じて
何が生まれたのか
誤解も誤読も承知の上で
わたしとあなたは違うし
だからこそ語り合いたい

キャプションは必要不可欠だった
yamの表現として絵と言葉は切っても切り離せないものだったのかもしれない
少なくとも今回の初個展「縁」では
絵を見て言葉を読むその一連の過程で
観る者に深く浸透していったように感じる
何が?
感情が。
想像力を補足するどころか
言葉を
媒介として絵と繋げてしまった
そのくらい自我にこだわったとも言える
わたしは
わたしは
わたしは
iam
そこまで踏み込みたくなかった人は
さらっと絵だけを見て一服している
表現するって禍々しいほどの
危うさも含むものなのだ

初日から最終日まで
ブラッシュアップは続いていた
常に最適と快適を目指して
場を暖めていた
初日にはなかった
階段のイントロダクションは
縁「えにし」に導いてくれる
矢印の役割を果たしていた
階段に展示されていた
ドローイング画も増えていく
売約済の総数も増えていく
土曜日に花も増える
スイショクの床に花が咲いている
在廊日は土曜日
yam本人の存在感は
出したり引いたり
距離感の調整を意識しているようにも見えた
はじめましてから
ありがとうから
お久しぶりまで
関係性にとらわれず
見えない壁を作らずに
グラデーション
濃いか淡いか
それを意識しながら
ミックスし
相手を見て動き
全体を見ている
和の心?
禅的で能動的

来場者の男女比は半々くらい
幅広い世代の印象で
個展のターゲットを絞る事よりも
今まで繋いできた縁えんを大切にした結果を伺わせる

個展を知らずにやってきたお客さん
個展を目当てにやってきたお客さん
が混じり合って
ギャラリーでは
見かけないような独特な空気
知っていた知らなかった知ってきた
熱量の違いは確かにあるけれど
でも熱は
伝播する
初日はなんだかよそよそしくも見えた
絵は時間の経過とともに馴染んできている
まるで今までずっとここに飾ってあったかのように
熱は帯び続けて最終日まで
スイショクはブースト加速していく

初日は予約制だった
つまりいつ誰が来るのか
分かっていたことになる
不特定多数とこれから相対する前に
特定少数と交わる
この日はいわばプレオープン
手探り状態も見せつつ
スタート
この日
はじめてyamの絵が売れた
その瞬間に立ち会えたのは
小さな奇跡
月曜日祝日海の日
大航海時代の幕開けだと
少年ジャンプのへビーユーザーは呟いた
海賊王に俺はならない
ルフィになりたい
あのこは元気にしているだろうか?

最終日と初日には撮影者がいた
スガマさんとあずささん
記録として残すこと
でフィードバックができる
空間をその日の温度感ごと
どうだったかって
アーカイブもできる
当事者には当事者の視点でしか語れない
あとから語りなおす為に

スイショクは
スダさんがはじめた日本茶カフェで
昨年如春荘で行われたイベント
花女心のフライヤーがキッカケでyamを知りグッズのデザインを頼んだ縁からここまでの流れで繋がっている
花女心はざわちんが主催だった
花と女の子の世界を構築していた
フライヤーはyamが手掛けていた

yamが標榜している浮世絵モダンアート
とスイショクの親和性
おそらくスイショクで個展をやると決めて
スイショクだからこそ
生まれた表現は
お互いがお互いを
高めあって行き着いた
その先

yamのことを知ってるかどうか
知ってるとはっきりと断言する事は難しいが
山田麻衣を知ってるかと問われたら
知ってると答えられる
あくまでわたしが知っている
山田麻衣に限られてしまうけれど
それでも人物像
は想像できるだろうし
あながち的外れなことを
言っているってことにはならないだろう
みんなの知っている麻衣ちゃん像
だって裏も表もないから
出力の違い何だと思う
裏も表もないのなら
yamは何処からやってきたのだろう?

今回の個展はロックだった
感情を表現する
その手段として
麻衣ちゃんはyamとして
絵を描いているのだろう
楽器が弾けて歌が歌えたならば
弾き語っていたかも知れない
感情に言葉を与えて浮かび上がる
肖像
内面と向き合い
現れた
あなたたちは
静かに叫んでいる
スクリーム
叫びは大きな声だとは限らない
言葉にならない叫びは
喜怒哀楽にも分類されない
怒りや哀しみ
喜びも楽しさも
内包している
原始的な
聞こえてくる?
叫び声
いや
おしゃれなBGMしか聴こえない

再会の場面に幾度か立ち会った
久しぶりって言い合える
ストリートであれば確率は高くない
人が行き交っている街でお互い
気づけるかどうか反応速度も合わせないと
難しいだろう

ここで待っていると宣言しているから
会いにも行けるのだ
愛にも行けるのだ

おかんの浴衣を着ているって
麻衣ちゃんは言った
yamが浴衣を着ている間は夏だった
8.7(日曜日)
立秋

時は進んでいた
この部屋は 
えにしによって
時空が歪んでいる
これは成長の物語だ

yamの絵をみて茶を嗜む
飲茶な時間















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