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ミュージカルを封じられても、ビジョンは封じられていない。

昨日のトークイベントで、なんとなく発言した言葉がちょっとスマッシュヒットしたっぽかったので(笑)、メモがわりにも記事にしておこうかなぁと。

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新型コロナウイルスによって、ビジョン実現のための手段を封じ込められた団体も多いんじゃないかと思う。コモンビートもそのひとつなのは言うまでもない。

どの団体も自分たちのビジョンを実現するために、なんらかの手段を持っていて、その手段に日々磨きを掛け続けているはずだ。そうすることで、ビジョンに近づいていく力を高めようと頑張っている。だからこそ、その手段へのこだわりも愛着も高まっていく。

それが封じられるわけだ。

それはなかなかヘビーな出来事だ。
自分で磨いてきた刀がいきなり歯が立たなくなるわけだから。

それだけ研ぎ澄ましてきたものが奪われたら、かなりショックだし、やる気もなくなる。そうなったときに、じゃあビジョンの実現どうすんだ?っていう話になっていく。あきらめる?やめる?どうする??

封じられたのは手段であって、ビジョンではない。

ここを間違ってはいけない。僕自身もミュージカルの中止判断をする中で、最初は絶望感の中を彷徨った。今まで自分で意識し続けていたはずの「ミュージカルは手段」という考え方は遠くに行ってしまっていた。それほど混乱していたってことでもある。でも、思い出せたときに、他の手段を考えなければ!と思えるようになった。

ビジョンが封じられたわけじゃない。目指してきた社会をこの状況下でも変わらずに実現したいなら、ビジョンは変わらずに存在している。目の前にある。手段が目的となってはいけない。大変な状況ではあるけれど、自分たちの活動の目的は何だったのか、今こそもう一度問い直すべきだ。手段は100万通りある。目指す社会があるなら、考え抜くしかない!


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