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酒井駒子

酒井駒子さんの絵本、今まであまり読んだことがなかった。今回図書館で酒井駒子さんの絵本をたくさん借りたので、残そうと思う。

酒井さんの絵本といえば”黒”を使った写実的な絵が魅力だと感じる。黒の上に色を重ねていくことで、出るこの独特の空気感、雰囲気、さすがだな~。

どっしりしているんだけど、あたたかく懐かしい。

絵本感想文

金曜日の砂糖ちゃん(2003) 酒井駒子 偕成社 

表紙の絵のおしゃれさ、少し小さめサイズ、所有欲くすぐられる1冊。開くと透ける素材の紙に絵が描かれていて、ここもまたおしゃれポイント。

黒の中の赤が印象的な絵が多い1冊なんだけど、私が好きなページは『草のオルガン』の少年が鍵盤を弾くページ。

色ってこんなうまく重ねられるんだなって。黒と赤ってすごく主張の強い絵になりそうなのに全くそんなことないんだよね。ピアノのもつどっしり感と光沢感をこんなにうまく表現するんだね~。

まばたき(2014) 種村弘・作 酒井駒子・絵 岩崎書店

最後のページ!!酒井さんは何を思ってこの絵を描いたんだろうな~。皆様がどう読んでいるのか知りたいな。


終わり!




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