「良い学校」とは?
中学受験をするか悩まれている生徒や保護者の方とお話をとしていると、毎年必ず
「受験が必要な学校って何が違うんですか?」
という質問を受けます。
この質問は生徒から受けることの方が多い気がします。
「勉強しないと入れない学校って何が違うの?行く意味あるの?」という疑問は受験勉強を迫られている生徒本人にとっては当たり前の疑問だと思います。
この質問を受けた時、僕は必ず
「文化が違います!」
と答えます。
具体的には、「やりたいことに向かって頑張っていることを応援する文化があるか、無いか。これが良い学校か悪い学校かの違いです。この割合が受験をしないと入れない学校は多いです」と答えています。
受験をしてきた子達は程度の差はあれ受験勉強という難題に立ち向かって来た子がほとんどなので、努力することを笑わない、応援する文化が醸成されているなと、卒業生と話していると肌で感じます。
ただ、これは公立批判をしている訳ではなく、公立にも上記のような文化がある学校は沢山あります。
この話をすると、当たり前ですがどの生徒も「お互いに努力を応援する学校に行きたい!」と口を揃えて言います。
偏差値や部活動に注目しがちですが、子供によっては自宅よりも長い時間を過ごす場所なので、この文化という概念はとても大事だと思います。
中学受験をどうするか悩んでいるご家庭は、この文化という視点で学校選びをしてみると、また違った視点で受験を捉えることが出来るかもしれません。
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