AD HOT 40 Ver.2023.05 (30 - 21)

2023年5月に特にハマった40曲をカウントダウン形式で紹介します。
ここでは30位から21位を紹介。


No.30:シャドウ / 水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラが4月26日にリリースした新体制後2枚目のEP『RABBIT STAR ★』からの1曲です。
どの曲もケンモチさんが作るビートが好きであり、2ステップスタイルの「赤ずきん」、チルながらも中毒性のある「金剛力士像」など、良曲ばかりですが、個人的なお気に入り曲はこちらでした。
この曲で取り上げた史実は「シャドウ(影)」ということで、忍者を題材にした曲ですが、それと同時に歌詞には「車道」が散りばめられており、日本全国に網を張る高速道路網に忍者のごとく走る車を掛け合わせた上手い構成となっています。
詩羽さんのラップとサビのポップで親しみやすいメロディーがどこか初期水カンらしくも新しい水カンらしく思われる、個人的推し曲です。



No.29:Daybreak / Louis The Child feat. Zachary Knowles

アメリカのプロデューサーデュオ・Louis The ChildがシンガーのZachary Knowlesをフィーチャリングして5月19日にリリースした新曲です。
この新曲ですが、どこか2016年ごろに流行ったFuture Popテイストが感じられるノスタルジックな1曲になっています。個人的にはこの手のFuture Popがまた流行って欲しいところですが。


No.28:Every Guy Like U / SUB-X

ロンドンをベースに活動するDJデュオ・SUB-Xが4月21日にリリースした1曲です。
SUB-Xとしては珍しい、ジャングルテイストのナンバーとなっており、どこかAdam Fの「Circles」を彷彿とさせるメロディーラインが印象に残ります。



No.27:Break For You / Valley

トロントを拠点に活動するカナダのオルタナポップバンド・Valleyが6月23日にリリースするアルバム『Lost In Translation』から、4月24日にリリースされた3枚目の先行シングルです。
シングル3作の中で最もアップテンポな1曲であり、ドリームポップ感のあるイントロやアウトロも好きなナンバーです。
そしてアルバム自体もこれまた要注目です。


No.26:Want It All (No Rome Remix) / Jai Wolf feat. Evalyn

先月のHOT 40で28位に選出したJai Wolfの「Want It All」ですが、フィリピン出身・Dirty Hit所属のアーティスト・No RomeによるRemixがリリースされました。
No Romeが得意とする幻想的な世界観のサウンドがJai Wolfの美メロと抜群の相性であり、原曲以上にエモーショナルに感じられるかもしれません。勿論原曲も良曲です。



No.25:Empty / Snakehips & Nicole Millar

UKのエレクトロデュオ・Snakehipsが5月5日に待望の1stアルバム『never worry』をリリースしました。
2015年リリースの「All My Friends (feat. Tinashe & Chance the Rapper)」が大ヒットを記録して以来、約8年もの歳月を経てようやくリリースといった感じですが、どの曲もSnakehipsの個性が光る1枚となっています。
個人的な推し曲は3曲目の「Empty」という1曲です。Nicole MillarのエモーショナルなボーカルとSnakehips節の聴いたドロップが響きます。



No.24:Honest / NOTD, Lou Elliotte

5月末時点での2023年個人的No.1ソング「AM:PM」を生み出したNOTDですが、4月21日に「Honest」という1曲をリリースしました。
ボーカルで参加しているのはスウェーデンのシンガー・Lou Elliotte。
前作「AM:PM」が爽快感のあるダンスポップナンバーであったのに対し、今作はどこかミドルテンポで切なく感じられる1曲になっています。


No.23:Muscle Memory / KAMILLE feat. Nile Rodgers

プロデューサーとして数々のヒット曲を手掛けてきたKAMILLEが、Nile Rodgersを迎えたNu-Disco調の新曲「Muscle Memory」を5月12日にリリースしました。
ここ最近はNile Rodgersインスパイアとも思えるディスコポップが多数世に放たれていますが、やはり本家は一味違う、と再確認させられるような1曲でした。
ちなみにNile Rodgersが参加した話題の某K-POPソングも最近は人気ですが、あっちはNile Rodgersのテイストが最初のわずかな小節しか感じられず、半分詐欺みたいに感じられるので、好きではありません。



No.22:Stars / PNAU, Bebe Rexha, Ozuna

オーストラリアのエレクトロトリオ・PNAUがBebe Rexha・Ozunaを迎えて5月19日にリリースした特大コラボナンバーです。
いかにもPNAUらしい80sディスコテイストのサウンドに、Bebe RexhaとOzunaのデュエットがいい感じにマッチしています。
Bebe Rexhaといえば、70sディスコなどの影響を受けた3rdアルバム『Bebe』もリリースしていますが、個人的にはこの手の曲の方が好きです。



No.21:Bleach (Move On) / Cash Cash

アメリカのDJトリオ・Cash Cashが5月19日にリリースしたナンバーです。
2010年代にヒット曲を多数量産したCash Cashですが、2年ほどの休止期を挟んで2023年にカムバックしました。
こちらは今年2枚目のシングルになりますが、メロディアスなドロップが往年のCash Cashを想起させるようでツボな1曲です。



20位から11位は以下の記事に載せました。


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