AD HOT 40 Ver.2023.04 (40 - 31)

2023年4月に特にハマった40曲をカウントダウン形式で紹介します。
4月は多忙だったため、GW期間中にこのnoteをまとめています。
ではまずは40位から31位。



No.40:DAYS GO BY / SBTRKT feat. Toro y moi

イギリスのミュージシャン・プロデューサーであるAaron Jeromeのプロジェクト・SBTRKTが4月3日にリリースしたナンバーです。
こちらは7年ぶりとなるアルバム『THE RAT ROAD』からの先行シングルであり、アメリカのミュージシャン・Toro y moiがフィーチャリング参加しています。
ミッドテンポなエレクトロサウンドからアウトロにかけて展開が一気に変わるポイントが面白い1曲です。



No.39:Sour Heart / Laura Ribeilo, Chocoholic

ブラジルとポルトガルのミックスで、イギリス育ちのSSW・Laura Ribeiloが4月14日にリリースしたナンバーです。
もともと日本を中心に世界中で活躍するLGBTモデルでもあったLauraでしたが、R&BシンガーのAmiideと結婚し、2021年からはロンドンを拠点としています。
話を戻すと、サウンドプロデュースはこれまで数々の共作を行ってきたChocoholicが担当しており、Lauraの歌声にゆったりとしたチルアウトなサウンドがマッチした、聴き心地の良い1曲となっています。



No.38:Last One You Love / MICHAELA

ロンドンをベースに活動するSSW・MICHAELAが1月13日にリリースしたナンバーです。
リース時には「Radio 1's Future Pop」(BBC Radio 1) でもピックアップされており、2021年のデビュー時から引き続き高い注目を集めているようです。
この歌声はポップナンバーからR&Bナンバーまで幅広く対応するポテンシャルがあると思うので、個人的に売れてほしいシンガーの1人です。



No.37:Don't Call Me / Slushii, Leah Kate


アメリカのDJ・Slushiiが3月24日にリリースしたナンバーです。
Marshmelloが好きという方はもれなくSlushiiについてもご存知かもしれません。
ボーカルで参加したのは、「Fuck Up The Friendship」「10 Things I Hate About You」の2曲がTikTokを中心にバイラルヒットしたアメリカのシンガー・Leah Kateです。
今作はドリーミーな雰囲気を纏ったポップテイストに仕上がっていますが、Leah Kateのボーカルがこの手の優しいテイストにも合うのは個人的に意外でした。



No.36:No Sleep / Regard, Ella Henderson

2019年にリリースした「Ride It」が特大ヒットを記録したことで名を上げたDJ・Regardが3月17日にリリースしたナンバーです。
ダンスミュージックシーンではもはやお馴染みのシンガー・Ella Hendersonを迎えて制作されたこの曲は、Faithlessが1995年にリリースしたヒットナンバー「Insomnia」をサンプリングしていますが、Regardのサンプリングの上手い使い方は今作でも健在です。



No.35:All Of The Girls You Loved Before / Taylor Swift

Taylor Swiftの2019年リリースのアルバム『Lover』のために制作されていた未発表曲だったこの曲ですが、3月17日にサプライズリリースされました。
タイトルからしてテイラーのクセの強さを感じさせますが、歌詞自体はそこまで暗さを感じさせず、むしろかつての彼への感謝が綴られています。
自分はというとそんな歌詞は二の次であり、ドリーミーな雰囲気に惹かれて好きになった1曲です。
ちなみにこの曲ですが、3月初旬にTikTok上でデモVerが拡散されたことがリリースの背景にあるようです。そもそもなぜ『Lover』には収録されなかったのでしょうか疑問ではありますが(多分わからないはず)。



No.34:Don't Wanna Be Talking / Higgo

ガラージを得意とするUKのプロデューサー・Higgoが3月17日にリリースしたナンバーです。
Higgoの楽曲の特徴の1つとして、跳ねるような明るいビートがありますが、今作ではドロップの部分でビートが跳ねまくっています。聴いていて気分がアガること間違いなしと言ったところです。



No.33:Substitution / Purple Disco Machine, Kungs

2020年代ディスコ回帰の立役者の1人と言っても過言ではないドイツのプロデューサー・Purple Disco Machineと、フランスのDJ・Kungsによる3月30日リリースの特大コラボナンバーです。
双方の良さが相まった聴き応え抜群のディスコチューンになっており、ビッグネーム同士のコラボという期待に応えるのに十分なポテンシャルだと思います。
あとは80年代のB級映画風のMVも好きです。



No.32:Kiss Me Tonight / DEAMN

イングランド出身のプロデューサー・DEAMNが4月11日にリリースしたナンバーです。
このHOT 40のプレイリストで既に何度か取り上げているDEAMNですが、一貫したスタイルを崩さない安心感と信頼の置けるクオリティを維持しているのがさすが、といったところです。
「Save Me」や「Sign」などの頃か路線が一貫している点が好きです。ただ昔の曲の方がさすがにキラーチューンといった感じはしますが。



No.31:山粧う / Lucky Kilimanjaro

Lucky Kilimanjaroが4月5日にリリースしたアルバム『Kimochy Season』に収録されている1曲です。
この曲はアルバムの中でもいわゆる「シティポップ」のテイストを含んだ1曲、ということですが、個人的に好きなのは間奏・アウトロの部分です。
タイトルもさながら、曲自体も情景描写がキレイに感じられるような1曲です。個人的アウトロ of the Year候補になりそう。



30位から21位は以下の記事に載せました。


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