AD HOT 40 Ver.2023.04 (20 - 11)

2023年4月に特にハマった40曲をカウントダウン形式で紹介します。
ここでは20位から11位を紹介。



No.20:Hot and Clumsy / Quiet Houses

エディンバラ生まれ、マンチェスターを拠点に活動するインディーフォークデュオ・Quiet Housesが1月6日にリリースしたナンバーです。
音数が少なくシンプルな構成のインディーポップテイストな1曲であり、サビに向けて音数は増えていくのですが、音の抜け方が爽快感抜群であり、チルとポップのテイストを同時に味わえる良曲です。



No.19:Say My Name / Britt Lari

LAをベースに活動するSSW・Britt Lariが3月16日にリリースしたナンバーです。
Britt Lari自身によるキャッチーな歌声と爽快感のあるピアノハウスのマッチ度合が個人的に大変好みな1曲です。



No.18:Just For You / Ellie Goulding

Ellie Gouldingが4月7日にリリースしたアルバム『Higher Than Heaven』からの1曲です。
2022年にリリースされた「Easy Lover」に似ている1曲ですが、それもそのはず、この曲は「Easy Lover」制作陣の中からBig Seanだけがいない、つまりEllie Goulding・Julia Michaels・Greg Kurstinの3人によって制作された1曲だからです。
個人的にJulia Michaelsが書く曲のメロディーラインがことごとく刺さるのですが、その中で個人的に好きな曲をいくつか追加で紹介してみます。

気になる方は他の曲もぜひ調べてみてみると面白いかもしれません。



No.17:Blueberry Pie / 由薫

ドラマ『星降る夜に』主題歌の「星月夜」がロングヒットを記録している2000年生まれのSSW・由薫さんが4月14日にリリースしたナンバーです。
こちらはMONKEY MAJIKがサウンドプロデュースを手掛けた1曲であり、軽快なポップテイストがたまらないです。個人的にはバラード路線よりもこの路線の方が好きです。



No.16:Enjoy Your Life / Romy

ロンドンのインディーポップバンド・The xxのボーカル・ギターを務めるRomyが4月11日にリリースしたソロ名義でのナンバーです。
こちらの1曲ですが、2022年の「Strong」でプロデュース参加したFred again..との再タッグであるだけでなく、The xxのバンドメンバーであるJamie xx、さらにStuart Priceが参加しているという何とも豪華な1曲となっています。
「Fred again..がやっていることはThe xxの二の舞だよ」みたいな批判を見かけたことがあったからこそ、Jamie xxとFred again..が共作するということ自体が個人的にアツいです。確かにFred again..特有の風味もあるサウンドながら、The xxのセンスも感じるような、両者の良さが1つにまとまった、そんな1曲だと思います。
ちなみに「Enjoy Your Life」というフレーズは、Romyが幼いころに亡くなった母親がRomyに遺した言葉であるということです。



No.15:That's Tha Way Life Goes / Nia Archives

Nia Archivesが3月10日にリリースしたEP『Sunrise Bang Ur Head Against Tha Wall』から、先月分に続く2曲目のピックアップです。
EPの中でも一際オシャレな雰囲気を纏うこの曲は、やけにJ-WAVEやBBC Radio 6が推していたのですが、ラジオから聴いているうちに好きになっていった1曲です。



No.14:辻 / Lucky Kilimanjaro

Lucky Kilimanjaroがリリースしたアルバム『Kimochy Season』から2曲目のピックアップです。
アルバムの中で唯一と言っていいピアノハウスナンバーとなっており、終始突き抜ける爽快感が個人的に推しです。
歌詞もまたストレートでわかりやすいです。それに加えて「辻」というタイトルの秀逸さですよ。



No.13:Run Till Dark (Carta & Willim Remix) / R3HAB & Now United

オランダのDJ・R3HABと、Simon Fullerによって結成されたグローバルポップユニット・Now Unitedが3月10日にリリースしたコラボナンバー「Run Till Dark」を、中国人DJ・Cartaと韓国のプロデューサー・WillimがRemixしたバージョンです。
原曲に比べてUKガラージ風味がプラスされ、ハウステイストのサウンドと旨くマッチしている点が個人的に好みです。



No.12:Oh Baby (Mollie Collins Remix) / Nathan Dawe x Bru-C feat. bshp & Issey Cross)

イギリスのプロデューサー・Nathan DaweとイギリスのMC・Bru-Cが2月3日にリリースしたコラボナンバー「Oh Baby」を、イギリスのドラムンベースプロデューサー・Mollie CollinsがRemixしたものになります。
原曲は2ステップ風味のある落ち着いたガラージナンバーですが、このRemixではMolle Collins特有の疾走感を纏った直球のドラムンベース仕様となっています。Bru-CのMCはやっぱりドラムンベースの方が合うのではないか、と改めて思います。
ボーカルで参加しているIssey Crossについても、2021年リリースの「Used To This」(Wilkinson) や1月のHOT 40でもピックアップした「Oh My」(Luude feat. Moby) が個人的に好きなのですが、これらもやはりドラムンベース。



No.11:By The Lake / Klaas, Kaiak

ドイツのDJ兼プロデューサー・Klaasがスウェーデンのデュオ・Kaiakとコラボしたナンバーです。
聴いた瞬間に「これはもう夏だ!」と感じるような抜群の聴き応えです。かつてのトロピカルハウスとはやや異なりますが、それでもこの音の弾け方はやはり夏にぴったりだと思います。



10位から1位は以下の記事に載せました。


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