AD HOT 40 Ver.2023.03 (30 - 21)

2023年3月に特にハマった40曲をカウントダウン形式で紹介します。
ここでは30位から21位を紹介。



No.30:Shades of Love / The Blessed Madonna feat. The Joy

ロンドンを拠点に活動するアメリカのプロデューサー・The Blessed Madonnaが2月22日にリリースしたナンバーです。
2022年リリースの「Serotonin Moonbeams」の延長上にあるような上品で聴き心地抜群のピアノハウスであり、程よいグルーヴ感が好みな1曲です。



No.29:Over / CHVRCHES

スコットランドのエレクトロポップバンド・CHVRCHESが2月24日にリリースしたナンバーです。
1年以上ぶりとなる今作には、Max Martinとともにヒット曲を多数手掛けてきたOscar Holterをプロデューサーに迎え、ソングライティングにはZeddの作品の共作などで知られるMatthew Komaが参加しています。
2人のヒットメーカーのサポートもあってか、シンセの音色も非常に聴きやすく、CHVRCHES特有のエレクトロテイストも十分に感じられる良き曲です。



No.28:Into The Vibe / Makoto

今や日本のドラムンベース界の大御所的存在とも捉えられる、リキッドファンクの重鎮・Makoto氏が2月17日にリリースしたナンバーです。
「リキッドファンクといえばMakoto」というドラムンベースリスナーもいる、なんて話を聞くこともあり、その存在感は圧倒的なものと考えられます。
そんなMakotoさんがリリースした2023年1発目のシングルは、「Into The Vibe」という1フレーズが延々と繰り返されていく構成となっておりますが、全く単調なものではなく、アレンジを変えることでフレーズごとの景色が全く違うものとなっています。まさにMakotoさんの妙技が存分に発揮された1曲ではないかと感じます。



No.27:The Light / Ekko & Sidetrack feat. Ruth Royall

オーストラリアのプロデューサーデュオ・Ekko & Sidetrackが2月17日にリリースしたナンバーです。
今作に参加しているのは、ドラムンベースのシーンではお馴染みになりつつあるUKのシンガー・Ruth Royallです。
オルガンをベースとしたサウンドにRuth Royallの澄んだ声とトラックが乗っており、どこかエモーショナルな気持ちになる1曲です。



No.26:SET ME FREE (ENG) / TWICE

TWICEが3月10日にリリースしたミニアルバム『READY TO BE』のリードトラックです。
この作品もK-POPヒットメーカー・Melanie Fontanaが手掛けたナンバーですが、2021年の「The Feels」以来久々となるディスコナンバーということでもれなく刺さりました。いかにもK-POPライクなサウンドではなく、より洋楽チックなサウンドの方が圧倒的に好みです。もはやK-POPと洋楽の間に教会を引くことがナンセンスかもしれませんが。



No.25:Here / DJ Planet Express feat. Gab Ferreira

トロントをベースに活動するプロデューサー・DJ Planet Expressが3月24日にアルバム『Shiny Things』をリリースしましたが、そこからの先行シングルの1つが「Here」です。
フィーチャリング参加しているのはブラジル出身のシンガー・Gab Ferreira。透明感のあるボーカルとたたみかけてくるようなビートの相性がよく、歌ものブレイクビーツとして個人的にかなり好みです。



No.24:Runaway / P!NK

P!NKが2月17日にリリースしたアルバム『TRUSTFALL』からの1曲です。
個人的にここ最近の80sシンセポップリバイバル系でまさにお手本のような作り方の曲だと感じた1曲です。すっと耳に入ってくる聴き心地であり、つくりも分かりやすい曲なので、一般ウケもしやすいのではないかと思います。



No.23:Feels This Good / Sigala, Mae Muller, Caity Baser feat. Stefflon Don

イギリスのDJ・Sigalaが3月3日にリリースしたナンバーです。
もともとこの日は2ndアルバム『Every Cloud』のリリース日でしたが、こちらのリリースは9月1日に延期となってしまいました。代わりにリリースされたのがこちらのシングルです。
今作には「Better Days」(NEIKED) などのダンスナンバーでもお馴染みのMae Muller、これからのブレイクが期待されるCaity Baser、そしてラッパーのStefflon Donの3人が歌唱を担当しているだけでなく、作曲陣を見てみると過去に「Came Here for Love」「Just Got Paid」で共演したElla Eyre、「Wish You Well」「Heaven On My Mind」で共演したBecky Hillが参加しているという途轍もなく豪華なナンバーです。
それゆえか、ここ1, 2年のSigalaの作品の中では圧倒的なサマーアンセムとなっています。ただ個人的には「Radio」や「You for Me」の方が好きかも。



No.22:Heartbreak Feels So Good / Fall Out Boy

Fall Out Boyですが、3月24日に約5年ぶりとなるアルバム『So Much (For) Stardust』をリリースしました。その中から、1月にリリースされた先行シングルが「Heartbreak Feels So Good」です。
アルバムとしては、骨太なロックナンバーを中心に、EW&Fかと思うようなナンバーまで幅広く収録されており、ストリングアレンジまで見事に仕上がっています。とりわけこの曲は初めて聴いたときのインパクトが強く、アルバムの中でも好みなナンバーになりました。ぜひ時間を取って1枚じっくり聴いてほしいアルバムです。



No.21:on the street / j-hope with J. Cole

BTSから間もなく入隊を控えたJ-HOPE (ソロ名義は"j-hope") が、ラッパー・J. Coleを迎えて3月3日にリリースしたナンバーです。
J-HOPEの音楽性のルーツとしてJ. Coleがあることはよく知られていますが、実際にコラボに至ったのは今回が初めて。歌詞の中ではARMYに対する感謝の念が表されており、ともに歩むことを歌った1曲となっています。
個人的には口笛が特徴的なLo-Fi HIPHOPのトラックが大変好みであり、ここまでK-POP色を排除したことを平気でやってくるものなのか、と再確認する1曲ともなりました。音楽的に面白いことをやってのけるアイドルはやはり強いです。



20位から11位は以下の記事に載せました。


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