最近のお笑いについて

自分は平成生まれ。
関西で育っているので、そこそこお笑いについては厳しく見ている。

個人の感覚なので、
「面白い」「面白くない」があるが
昨今のお笑いは非常につまらなく思う。

自分の家庭は、
自分以外が昭和生まれで、
平成を生きている周りとは違い、昭和を生きている感覚である。

幼少期身近にあったお笑いと言えば
もちろん吉本新喜劇。

辻本茂雄さんの茂造。
内場勝則さんのアホぼんなど
本当に面白かったし、自由があった。
今の時代みたいに、コンプラにそこまでうるさくない時代だった。
むしろまだ寛容だったと思う。

育った環境で言えば、
吉本新喜劇だけでは無い。

産まれる前にやっていた、ザ・ドリフターズの
「ドリフ大爆笑」
志村けんさんの「志村けんのバカ殿様」「志村けんのだいじょうぶだぁ」
志村さんと加藤茶さん、森光子さんの
「カトちゃんケンちゃん光子ちゃん」も観ていた。

漫才など園芸で言えば、
夢路いとしさん・喜味こいしさんのいとしこいし
おかけんた・ゆうたさんなどホントに面白かった。
本当に面白かったと思う。


しかし、今の芸人は情熱はあっても楽しませるというのがあまり感じられない。

最近のお笑いは、
誰かを陥れる、貶すそういうので笑いを取っている気がする。

昨年のM-1グランプリは、結果を見て愕然としたし、
後でネタを聞いて本気で引いた。

M-1グランプリは、格上で、
R-1ぐらんぷりは格下みたいな言い方をして、笑いを取っていた。
いくら同じ芸人でも、
賞レースに対し、順列をつけるなんて自分はありえないと思う。

そこまでして、優勝を取るなら、
別のネタがあったのでは?

テレビの世界に居て、
今は報道にいるけど、バラエティをしていた時期もあるので、
文句で笑いを取るのは身内ネタ、内輪ウケと思ってしまう。

芸人が政に口を出すこともある。
別に出しても良いと思う。
むしろ言ってもいい。
だけど、芸人なりのウィットに富んだ言い方や、
「おー」と思う秀逸な返しが欲しいところだ。

あくまでも個人的意見ではあるが、今のお笑いで思い出してクスッとなるお笑いは少なくなったと思う。

もちろん、全部が全部では無い。

と最近思った事でした。

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