Yuka Hongo

91年生まれの編集者♨️/深夜の料理とラジオが好き

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最近の記事

5月13日:昼夜逆転の「鳥久」

土曜日。目を覚ますと時計は11:40を指している。毎朝8時に流す目覚ましのラジオが気づけば昼番組になっていて飛び起きた。さすがに寝過ぎた。 雨予報だったので予定のない土曜日。 とはいえ、しばらく雨は降らなそうだったので洗濯を済ませて家を出る。 なんとなく電車で蒲田まで行って欲しかった本を購入。蒲田、ふとあの店のことを思い出して近くまで寄ってみた。 鳥久のお弁当芸能人にもファンが多いことで有名な「鳥久」。昭和3年から続く鳥専門の弁当屋だ。 過去に何度か店の前を通りかかっ

    • 4月5日:大丈夫ほら「親子のうどん」

      最近また日記を書けていなくて消化不良なので、あれこれここに残しておこう。 自分でもびっくりするくらい雑な自炊が続いている。 親子丼、親子うどん、素ラーメン...。 買い物に行くのすら億劫で、冷蔵庫にあるものメニューになるとこの繰り返し。 昨日はビールを飲むためにソーセージを焼いてもやしナムルを作ったけど、このままではまずい気はしている。無理なくちゃんとしよう。 昨夜、菅田将暉のオールナイトニッポンが最終回だった。5年前、始まったばかりの頃は食いついてみたものの、ガハハ

      • 3月10日:「金ちゃんラーメン」の後悔

        まさか金ちゃんラーメンをお取り寄せする日が来るとは。 金ちゃんラーメン。 四国ならどこのスーパーでも手に入る徳島県「徳島製粉」 のロングセラー袋麺。 愛媛の出版社に入社して、新卒から3年間四国で過ごした私にとって「金ちゃん」はあって当然、当たり前すぎて手に取らない、そんな存在だった。そして結局きちんと味わうことのないまま3年前に東京へ引っ越した。 いつかの投稿で、 明星の「チャルメラバリカタ麺」が旨すぎる。もうこれ以外の袋麺はいらない!的なことを書いたことがある。 す

        • #ミッドナイト飯に長文を添えたくて

          noteで「投稿」ボタンを押したのはいつぶりだろう。最後の投稿は2020年1月だったのでもう2年以上も前のこと。 私の趣味は日記だ。スマホアプリで記録している「MY日記」と「ほぼ日5年手帳」の二刀流。 毎日の出来事や感情を書き殴っては、暇な時に読み返して楽しむ。自分の文章なのに、日によっては何度も読んでしまうくらい良い内容の時がある。 それが最近、仕事の忙しさを理由に日記を書けていない。昔から書けない&続かない性分なのに、どうして2つの日記を掛け持ちしているのか、自分で

        5月13日:昼夜逆転の「鳥久」

          2019年を振り返る

          振り返り。年末に途中まで書いて、下書きに残していたら2020年になっていた。 年末に発表された「しいたけ占い2020年上半期」でしいたけさんが言っていたが、2019年の蟹座は「何だかよくわからなかった年」だったみたい。あ、そうだなと頷いた。 「何だかよくわからなかった。でも、目の前にやってきた波に対して、無我夢中で乗ってみた」そして、気づけば、今の自分がもうすでに「人生の動きが速いなぁ」と感じるぐらいまで、ちょっと前の自分からは全然予測していなかった立場にいたりする。(し

          2019年を振り返る

          わたしの思う「素敵な人」

          「素敵な人」をテーマにエッセイを書く、というお題をいただいた。 ただ、私は「素敵」という言葉を頻繁に使うので、今その定義に困っている。 【素敵】[形動]...自分の気持ちに合っていて、心を引かれるさま。非常にすぐれているさま。程度がはなはだしいさま 引用:goo国語辞書 何かにつけて「素敵です」と言って「素敵だった」などと書いてきた。とても便利な言葉で“素敵な” 言葉だと改めて思うけど、本当に「非常にすぐれている」ときに使っているだろうか。 「言葉の企画」初回の講座

          わたしの思う「素敵な人」

          選んでもらえない企画

          転職で東京に引っ越して半年が過ぎた。 編集者として成長したい、もっと幅広い領域に挑戦したい、自分の得意な分野を見つけるために広い世界を見てみたい。 そんな思いで、新卒から4年半働いた出版社を退職し、愛媛から東京へ来た。新しい仕事はとても楽しく、毎日刺激的だ。ただ、半年が経ってみて、生活に慣れていくどころか、日に日に余裕がなくなっていく。 東京は魅力的なものが多すぎる。興味のある仕事が案外身近にあって、参加したいイベントや講座にも手が届いてしまう。 「あれも、これも

          選んでもらえない企画

          正体の見えない劣等感はどこから?

          「編集者」 言葉をあつかう仕事に就いて4年が経った。それなのに私は未だに“自分の言葉”に自信がない。 仕事について聞かれるたび、曖昧な答え方をしてしまう。堂々と「編集者」とはまだ言えない。そんなんで編集者なの?思われるのが怖いから。 私はこれまで、雑誌やwebでたくさんの文章を書いてきた。 どれだけ書いても世間に出るたびに怖くて、知り合いに読まれたときの反応が怖くて、自分が書いたことをなるべく知られないようにしてきた。 だから同世代の編集者やライターの子たちがSNSで

          正体の見えない劣等感はどこから?

          「生きてるなぁ」と思うとき

          朝と晩、化粧水を塗るときに使っている 無印のコットン(189枚入)が、 残り5枚になった。 こないだ買ったと思っていたけど、なんだもう 100日がたつのか、と気づく。 トイレットペーパーとか、ゴミ袋とか、 毎日使うものがなくなる瞬間って 「あぁ、生きてるなぁ」と感じる。 転職で田舎から東京に引っ越して 2カ月が経った。環境が変わって、 毎日刺激がいっぱいだ。 知らない土地にワクワクする日、 新しい仕事を任されて嬉しい日、 ふと田舎が恋しくなって、寂しくて たまらない夜を

          「生きてるなぁ」と思うとき

          心がふるえた瞬間

          この歳になって、“心がふるえる” 瞬間というのがとても増えた。そんな中で、なりたい自分像がなんとなく見えてきた気がする。 映画、舞台、ライブ・・・ これらを観て涙が溢れるようになったのは26歳を超えてからだ。 「感動した」とは少し違う、胸の奥が弾むような、「ときめく」という表現がぴったりかもしれない。 ちょうど昨日、近所で開催された大人の夜市へ足を運んだ。 クラフトビールやワイン、スパイスカレーに自家製蜜のかき氷。センスの良い店が並ぶその夜市は、日が暮れるとさらに良

          心がふるえた瞬間