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【スキルの進化】サバティカル休暇とリスキリング

こんにちは!
株式会社アクティブラーニング広報担当です!
このnoteでは人材、不動産、小売り、イベントについて発信しています。

個人のスキルアップとして「リスキリング」、そして社員のスキルアップを企業が全面的にサポートする「サバティカル休暇制度」が日本でも少しずつ取り入れらています。
今回は私たちの働き方やキャリアの概念を根本から変えていく「リスキリング」と「サバティカル休暇制度」について取り上げてみます。


①リスキリングとは?

「リスキリング」は学び直しとも言われ、私たち個人が急速な技術の進化や経済の変化に適応し、将来のキャリアを確保する為に必要な新しいスキルを習得する事です。

IT人材の不足、業務効率化、ビジネス環境の変化に対応する為に、リスキリングは新しいスキルや知識を身につける手段として、今ビジネストピックで注目を集めています。そして今では、企業が社員のスキルアップを支援する制度が広がりつつあります。

②サバティカル休暇とは?

サバティカル休暇とは、一定期間勤続した社員に与えられる長期休暇の制度です。
休暇中に自己啓発やリスキリングに専念できることから、社員が新たなスキルや知識を身につけられ、個人の成長だけでなく企業にも多くの利益をもたらすものとされています。

もともとはワークライフバランスを重視する欧米の価値観から生まれたもので、下記の様に日本でもサバティカル休暇制度を導入し、社員の成長を支援する企業が増えています。

(例)
・日本製鉄・・・最大3年間の休職制度を導入し、社員の博士号取得を支援。社員は大学院に通いやすくなる。
・全日本空輸・・・最大2年間の長期休暇の取得が可能。
・三菱商事・・・最大2年休職できる制度導入して国内外の大学・大学院で学位取得を支援。他部署の業務を経験できる仕組みも。

休暇期間や給与支給には企業ごとに異なるルールがありますが、多くの場合、社会保険料の支払いや補助金の提供などのサポートが行われています。

個人のキャリアアップはもちろんのこと、
企業にとっても優秀な人材の確保、離職率の低下、社員満足度の向上、企業の魅力向上といったメリットがあり、今後ますますサバティカル休暇を導入する企業が増えていく事が考えられます。

③まとめ

今回は「リスキリング」と「サバティカル休暇制度」について取り上げてみました。
忙しいビジネスマンにとって、仕事と勉強の両立は纏まった時間を確保する事が難しい為、退職をするケースも多かったと思いますが、企業が学びを支援してくれる制度がある事は、働きながらキャリアのアップグレードが可能になり、個人にとっても企業にとってもメリットが大きく、今後ますます多くの企業がこういった制度が増えてくれると嬉しいですね。


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