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人生はゲームだ(就活2-3)

・いきなり起動したインカメ、下からのアングル
・コンタクトやメガネをかけた時に現れる知らない人

わかります?これ笑
共感してくれる方もいると信じて。

何を言ってるんだという方のために説明しますと、自分の顔って真の姿(笑)が現れた時、イメージ上の自己と差異がありすぎて驚くことはありませんか?って話です。

ナチュラルに盛れるアプリに頼りすぎて、何も補正されていない自分を直視した時に訪れる「なんかこれじゃない....あなた誰?」ってやつ笑笑


はいっ!これが自己分析の恐ろしいところなんですね。はい

自分の顔、顔だけじゃなくて声、歩き方、姿勢、話し方....あげたらキリがないですが、私たちはしばしば、自分の想像する自己像と実際に現れる事実像のギャップに驚かされることがあると思います。


就活をしていると
「自己分析は重要!」って声や、
「いや自己分析とかどうでもいいよ。分析なんてできないよ!」って声

とにかく色々な意見を聞きます。私も就活を成功させた(=第一志望の会社に内定をもらった)先輩方にお話を聞きましたが、人それぞれ言うことが違いました。


結論から言って、私は自己分析は絶対すべきと考えている人です。
しかし、留意して欲しいこととして、就活のために自己分析すべき!とは思っておりません。

むしろ、就活のため、つまり行きたい企業が明確であるなら自己分析は重要ではない。行きたい会社がどんな人材を求めているのか、採用において何を重視しているのか、などを徹底的に分析する必要があります。

自己を分析する前に、自分の相手(=行きたい会社)を調査すべきなのです
ただ、今日話したいトピックはこのことではなく


人生戦略を立てるにあたって、自己分析するのはめちゃくちゃ重要!って話をしたい!

内定の取り方とか、就活で上手くいく方法を知りたい人は、ここから先は読まない方がいいです。何も役に立つ情報書いてません笑 時間の無駄です


気を取り直して。

自己分析ははっきり言って、自分を分析することではないと考えています。
そうではなく、いかに自分が自分を把握していないのかを知る機会だと捉えています。ソクラテスの言葉を借りると「無知の知」


自己分析した風、就活生あるある〜っていうのを今から順にお伝えします
(ソースは私の体験談です笑)

1.まず自己分析を行った就活生は
「自分の強みって〇〇だと思う」と決めつけて、面接に挑みます。

2.すると面接官に
「なぜあなたは〇〇が強みだと考えるの?これまでの人生でどのような経験があなたの〇〇を作り出したの?」

と、こんな感じで深堀がされていきます。そしてこの深堀で気付く。

3.「あれ?この〇〇っていう強みは本当に私の強みなのかな?なんか面接官にもこのエピソード刺さってないし、あれ??」

って全国の就活生、一度は経験するはず!!!
 (いや、みんなしてて欲しい。この辛さを共感してほしい笑)

4.そして、だんだんと自己分析の闇に落ちていく......自分って何者?
今まで何もしてこなかったじゃん.....やばくない?

ってなるの。本当になるの。わからなくなるの。(なるの3回攻撃です)


なんでかわからないけど、自分のことって本当に正しくみることが出来ないんですよね。だからこそ、面接官も過去の体験を深掘りして、本当にその人の強みが真の強みなのかチェックする。


でも、最近気がついたんです。あぁ自己分析っていつまで経っても終わらないんだな。正しい答えなんてないのだな、って。


むしろ自己分析は完全に出来ている。自分のことは自分で一番よく分かっているって発言する人は疑った方がいい。
なぜなら、その人は成長していないから。


人は変わり続ける。これは私が常々思っていることです。だからこそ、今日の自己分析と1週間後の自己分析は大きく変わってるかもしれないし、変動がないかもしれない。

ただ、今日の自分と1年後の自分は変化していて欲しいですよね。

その「変化」っていうものをみる上でも自己分析は重要なのです。現時点では、自分の強みを上手に言語化することが出来ないかもしれない。もしくはなりたい自分像を見つけることが出来ないかもしれない。

当たり前だと思います。それにいちいち落胆することはない。見つからないなら、分からないなら動くしかない。探すしかない。


何も分からないからこそ、人生は予測不可能なゲームであり、最後まで楽しめるのだと思います。


自己分析ってすればするほど、「あれ自分は何者でもないんだ」って悲しくなるときがあるんです。面接に落ち続けた私自身もどうしたらいいか分からなくなった時があった。

「自己紹介してください」とか「あなたの強み弱みについて教えてください」とかそういう質問が苦しかった。


もちろん、面接ではある程度、仮説をたて
「自分の強みは〇〇で、この〇〇を補強できる過去の体験は□□だ!」と決めなくちゃいけない。

大事なのは、その面接での決めつけは決めつけだと、ある程度割り切って

自己分析を本当に行う意味としては、不完全な自己を掌握することだって忘れないでほしい。何者でもない自分にこそ、価値がある。


人生での最大の敵は自己である、のかもしれない笑

ただ、そんな完全無欠でない自分だからこそ、様々な選択肢の中から歩みを定め、戦略を立てることができるんだ!
ってポジティブに捉えていきたい。


完璧さより、伸び代のある自分を見て欲しい
そんなメッセージを込めて、今日のnoteおしまいっ!

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