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心理学を用いたヒトマネジメント研修「ラポトーク」、多様なキャリアを支援する「ドラマティ…

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心理学を用いたヒトマネジメント研修「ラポトーク」、多様なキャリアを支援する「ドラマティックキャリア」を運営しているActors,Incの公式アカウントです。 キャリアを改めて考えるきっかけになるような情報等、幅広く発信していきます。https://actors-inc.com/

最近の記事

ビジネスにおける非言語コミュニケーションの重要性

コミュニケーションは言葉だけではありません。非言語コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)は、ビジネスシーンでのメッセージの伝達や関係構築において重要な役割を果たします。今回は、心理学的視点から非言語コミュニケーションの重要性とその効果的な活用法について探っていきます。 非言語コミュニケーションとは? 非言語コミュニケーションとは、言葉以外の手段で情報や感情を伝えるコミュニケーション方法です。具体的には、以下の要素が含まれます。 身体言語(ボディランゲージ)

    • フィードバックの心理学〜効果的なコミュニケーションの技術〜

      フィードバックは、職場での成長と改善のための重要な手段です。しかし、効果的なフィードバックを行うには、心理学的な理解と技術が必要です。今回は、フィードバックの心理学について詳しく探り、効果的なコミュニケーションの技術を紹介します。 フィードバックの重要性 フィードバックは、以下の点で重要です。 成長の促進 フィードバックを通じて、個々の強みと改善点を明確にし、成長を促進します。 動機付け 適切なフィードバックは、従業員のモチベーションを高め、仕事への意欲を向上させ

      • 職場のダイバーシティとインクルージョン〜心理学的視点からのアプローチ〜

        現代のビジネス環境において、ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包括性)は重要な要素となっています。これらの要素は、組織のパフォーマンス向上や創造性の促進に大きく寄与します。今回は、心理学的視点から職場のダイバーシティとインクルージョンを考察し、それを実践するためのアプローチについて詳しく探ります。 ダイバーシティとインクルージョンとは? ダイバーシティとは、個人の違いを尊重し、受け入れることを指します。これには、性別、年齢、国籍、文化、宗教、性指向などの多様な背

        • ストレス管理とパフォーマンス向上〜臨床心理学の視点から〜

          ビジネスの現場では、常に高いパフォーマンスが求められる一方で、ストレスは避けられないものです。適切なストレス管理は、健康を維持し、仕事の効率を高めるために重要です。今回は、臨床心理学の視点からストレス管理とパフォーマンス向上の方法について詳しく探っていきます。 ストレスとは? ストレスとは、外部からの刺激によって引き起こされる生理的および心理的な反応です。ビジネスの場では、締め切り、競争、業績評価などがストレスの原因となります。ストレスは適度であればモチベーションを高める

        ビジネスにおける非言語コミュニケーションの重要性

        • フィードバックの心理学〜効果的なコミュニケーションの技術〜

        • 職場のダイバーシティとインクルージョン〜心理学的視点からのアプローチ〜

        • ストレス管理とパフォーマンス向上〜臨床心理学の視点から〜

          目標/評価の納得度について考える

          目標設定や評価制度は、組織の成功に不可欠な要素です。 しかし、どんなに優れた目標設定の手法や評価基準を用いても、個々のメンバーがそれに納得しなければ、期待する成果は得られません。 特に、「自分を見てくれてもいない人が、達成できそうもない目標を押し付けてくる」と感じた場合、その納得度は低くなります。 本記事では、目標設定の種類や手法を体系的に説明し、それらがどのように納得度に影響を与えるかについて考えてみます。 目標設定の種類と手法 目標設定にはいくつかの方法があります。そ

          目標/評価の納得度について考える

          新人マネージャーに捧げる「まだ自信がないときのマネジメント」

          新しい役職に就いたばかりのマネージャーへ。 あなたが今感じている不安やプレッシャーは、決してあなただけのものではありません。 多くの人が同じ道を通り、悩み、そして成長してきました。 マネジメントにおいて自信がないと感じることは自然なことであり、その過程で「一緒に成長していく」という視点を持つことが大切です。 自信がなくても大丈夫、共に学びましょう 自分がまだ成長の途上にあることを認め、それをチームに伝えることは、信頼関係を築くための第一歩です。 完璧である必要はありません

          新人マネージャーに捧げる「まだ自信がないときのマネジメント」

          なぜ人の可能性を信じることができないのか?

          他者の可能性を信じることは、組織の成長や個人のモチベーション向上にとって非常に重要です。 しかし、現実にはその可能性を信じることが難しい場合が多々あります。 今回は、その阻害要因を洗い出し、それぞれに対してなぜそれが問題なのか、どうすれば引き起こさないようにできるかを考察します。 阻害要因 1. 過去の経験や先入観 人は過去の経験に基づいて判断を下します。 過去に裏切られた経験や期待が裏切られた経験があると、他者の可能性を信じることが難しくなります。 また、先入観やステ

          なぜ人の可能性を信じることができないのか?

          社会的受容がチャレンジには必要である

          チャレンジとは、現状を打破し新たな目標を追求するための試みです。 ビジネスの世界では、チャレンジを推奨し、奨励することが成功の鍵となります。 しかし、チャレンジを実現するためには、個人の勇気やスキルだけでは不十分です。 組織や社会からの「社会的受容」が不可欠です。 今回は、社会的受容とは何かを詳しく説明し、その概念を組織マネジメントに活かす方法について考察します。 社会的受容とは 定義と重要性 社会的受容とは、個人やグループが所属する社会や組織から認められ、支持されるこ

          社会的受容がチャレンジには必要である

          人は感情の生き物だから自律性や合理性だけでは動かない

          現代のビジネス環境において、私たちは効率性や合理性を重視するあまり、人間の本質を忘れがちです。 しかし、どれだけ洗練された計画や戦略を立てても、それだけでは人は動きません。 「人は感情の生き物」です。感情が動機となり、行動を引き起こすのです。今回は、人の感情にフォーカスを当て、自律性や合理性だけで人が動かない理由と、感情の重要性について考えてみましょう。 感情が駆動する行動 私たちが日々の生活で下す決断の多くは、感情によって左右されます。 例えば、仕事のパフォーマンスが高

          人は感情の生き物だから自律性や合理性だけでは動かない

          健康経営に向けた根本的解決を促進!〜顧問カウンセラーサービス〜

          株式会社Actors(東京都渋谷区)は、7月1日より新たなコミュニケーションデザインサービス「ラポトーク」を正式にリリースしました。 このサービスは、信頼関係構築のスキルを強化し、個人と組織の行動変容を促進することを目的としています。 特に企業向けに設計された「ラポトーク-Associate-」は、顧問カウンセラー契約サービスとして、企業のメンタルヘルスケアの課題を根本から解決するためのサポートを提供します。 ラポトーク-Associate-とは?ラポトーク-Associa

          健康経営に向けた根本的解決を促進!〜顧問カウンセラーサービス〜

          【経営者・起業家・個人事業主様へ】"ビジネスパートナー"選定と同じく重要な"メンタルパートナー"選定

          株式会社Actors(東京都渋谷区)は、7月1日より新たなコミュニケーションデザインサービス「ラポトーク」を正式にリリースいたしました。 「ラポトーク」には「管理職向けスキルアップ研修」「エグゼクティブ層へのコーチング&カウンセリングサービス」「企業向け顧問カウンセリングサービス」など3つのサービスがあります。 今回ご紹介するサービスは、経営者や起業家、個人事業主向けに設計されたエグゼクティブ向けの専属メンタルケア&コーチングのプログラムです。 そもそも、ラポトークとは

          【経営者・起業家・個人事業主様へ】"ビジネスパートナー"選定と同じく重要な"メンタルパートナー"選定

          管理職向けスキルアップ研修で組織の信頼関係を強化【ラポトーク-Development-】

          Actors合同会社(東京都渋谷区)は、個人と組織の行動変容を促進するコミュニケーションデザインサービス「ラポトーク」を7月1日より正式リリースしました。(プレスリリースはこちら) その中でも特に注目されるのが、「ラポトーク-Development-」という管理職向けのスキルアップ研修です。この研修は、管理職のスキルを高め、組織内の信頼関係を強化することを目的としています。 ラポトーク-Development-の概要「ラポトーク-Development-」は、管理職のための

          管理職向けスキルアップ研修で組織の信頼関係を強化【ラポトーク-Development-】

          心理学をベースとした人材・組織開発の”専門家”と”実践家”がタッグを組んで開発された新たなコミュニケーションデザインサービス「ラポトーク」を正式リリース!

          Actors合同会社(東京都渋谷区)は、信頼関係構築のスキルを強化し、個人と組織の行動変容を促進するコミュニケーションデザインサービス「ラポトーク」を7月1日より正式リリースします。 様々なビジネスシーンにおけるコミュニケーションをデザインし、人的資本経営や健康経営を促進する企業様へ、心理学の専門的な知見とスキルを活用し、企業価値の向上に伴走支援します。 【サービス概要】人材・組織開発サービス「ラポトーク」は、組織開発や組織心理の専門家が監修を行い、組織コミュニケーション向

          心理学をベースとした人材・組織開発の”専門家”と”実践家”がタッグを組んで開発された新たなコミュニケーションデザインサービス「ラポトーク」を正式リリース!

          マネージャーはプロデューサー「才能を見出し、輝かせるための魔法を」

          職場でのマネジメントは、ただタスクを管理するだけのものではありません。本当に優れたマネージャーは、まるで映画のプロデューサーのように、チームメンバー一人ひとりの才能を見出し、それを輝かせることが求められます。この視点を持つことで、見えている才能だけでなく、まだ見えていない才能を発掘し、組織全体のパフォーマンスを劇的に向上させることができるのです。本日は違った視点からとあるストーリーにのせて、マネージャーという役割を見ていきましょう! 才能を見出すプロデューサーの視点 プロ

          マネージャーはプロデューサー「才能を見出し、輝かせるための魔法を」

          部下のモチベーションを上げるコミュニケーション

          職場でのマネジメントにおいて、部下のモチベーションを高めることは極めて重要です。優れたマネージャーは、部下が自分のポテンシャルを最大限に発揮できるように導きます。今回は、特に効果的な「ポテンシャル話法」と「もったいない話法」という2つのコミュニケーション手法を紹介し、その実践方法について詳しく見ていきましょう。 ポテンシャル話法とは? ポテンシャル話法とは、部下の潜在能力や将来の可能性を信じ、期待を持って接するコミュニケーション方法です。この手法は、部下の自己効力感を高め

          部下のモチベーションを上げるコミュニケーション

          組織を強くするのは自己肯定感ではなく自己効力感が必要

          自己効力感とは? 自己効力感(Self-efficacy)とは、自分がある特定の状況や課題に対して有効な行動を取れる能力を持っているという信念のことです。この概念は、心理学者アルバート・バンデューラによって提唱されました。自己効力感は、個人の行動、動機付け、そしてストレスや逆境に対する対応力に深く影響を与えます。 重要なのは、自己効力感は自己肯定感(Self-esteem)とは異なる点です。自己肯定感は、自己に対する「自分はありのまま/このまま」でいいという状態を指します

          組織を強くするのは自己肯定感ではなく自己効力感が必要