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中高年の転職市場で本当に求められる価値とは?

この記事では中高年がご自身の正しい価値を認識し、転職市場において大いに求められる人材になるために必要な知識をお伝えしております。(無料でご提供しておりますのでこの投稿ををスキ&保存頂きときどき見返すことをオススメします。)

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中高年専門の転職エージェント、アクティベイトの海老です。

求人は増えているが、40代・50代の仕事が見つからない

人手不足が年々深刻になっています。
現場の働き手が足りないのはもちろん、中間層として職場を取りまとめ、教える立場の人も不足感が出ています。
そうした求人が全国の中小零細企業からたくさん来ています。
しかし、問題はそのたくさんの求人が皆若手やせいぜい40代までの人材を求めていることにあります。


こうしたシニア層を求めない傾向は私の人材紹介の現場感覚ではここ数年まったく改善されているとは思えません。
それは転職を考える中高年の皆様も同じように感じられているのではないでしょうか?
こんな時代に求められている中高年とは一体どんな人材なのでしょうか。

求められている人材についてはこちらでもお話ししております↓

今回はその件について、転職業界歴25年の経験から思い当たることをお話ししていこうと思います。


中高年を企業が積極的に雇わない理由

定年が近いことが原因

一つは、現在でも60歳定年のところが結構あるためです。60歳からは再雇用となって最長でもあと5年しか活躍できません。
50代後半もすぐに定年になってしまうため、活躍期間が短く企業はあまり採用したくないのです。

社内にシニア層が多い

二つ目は、人手不足ではありますが、シニア層は結構会社に残っているからです。むしろ減らしたい職場もあります。
逆三角形型の人事構成ではいずれ会社は成り立たなくなります。今のうちに若手を補充しておきたいのです。

しかし、私はそれらの年齢的な物理的な要因だけではなく、多くのシニア層の人材の仕事への考え方にも問題があると見ています。

私自身がシニア層と言える年齢だからこそ、同じ目線に立って考えた時に様々な要因が見えてきましたので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

シニア層の働き方・考え方が中高年採用の足枷になっている

「かつては認められていた人々」による悪習

簡単に言えば、過去自分が全盛期だった頃の経験が邪魔をして素直に会社の方針に従えない人がいるのです。
時代が変わっているにも関わらず、そこに気づかないまま「自分の方法には間違いない」と思い込んでしまっていたり、本気で会社のために自身の経験を活かす覚悟が足りない姿勢の人も存在します。

どこか前職で仕事をやり切ったあとの余力作業で、できる限り楽してそこそこ稼ぎたいと考えているのです。
手は動かさず、口は出し、上司や社長より自分の方がいろいろ知っていると思っています。そんなシニア世代に未来を切り開くきっかけは訪れません。

そして企業側も中高年を採用することが怖くなる

こういった人たちが会社にこれから大きな業績をもたらすかと言うと、可能性は大きくありません。変化を嫌い、新しい時代の流れを汲もうとしない。
そしてたくましい若手を育てたり会社を盛り上げるような活力もない。こうしたシニアを一度でも雇って失敗するともうトラウマ的になり、企業側はシニアを避けてしまうようになってしまいます。

問われている中高年の働き方

現在、大企業でもシニアの働き方が問われています。
再雇用で会社に貢献しているどころかお荷物や厄介者になっていないかとうか、自問自答してみることです。

シニア層が転職人材として本当に必要とされる為には、即戦力として給与の二倍三倍の価値を会社にもたらすことが必要であり、その覚悟がなければ、転職はしないことです。

この記事が、少しでもあなた自身の未来に役立てば嬉しいです。

働き方についての著書

今回はこのあたりで。
実際に転職活動を始める方は過去の記事も参考にしてみてください。
転職は戦略をたてることで、成功率が大きく変わってきますよ。

もしもご自身で戦略を立ててもうまくいかず、時に行き詰る時や、プロに相談したくなった時が来た時は是非一度ご連絡をいただけると嬉しいです。
是非あなたのお役にたてることを願っております。

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