土曜日の0時18分
いきなりごめんね
そう言って何ヶ月か振りの助手席に滑り込む
高速バス最終もわくわくしかなかった
部屋着のあなた
すっぴんにワンピースの私
不釣り合いな深夜の喧騒
夕飯は?
コンビニで大丈夫
まるで、
すぐ近くから来たかのような掛け合いすら
なんだか嬉しい
環状線から見る景色すきって
もう言わなくても知ってるのを知ってる
お互いのことに名前をつけなくても
指輪をもらうより、ずっとがある気がする
ねえ?
今日のゴム、穴空いてたらごめんね
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