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怒涛の2か月間を終えて

こんにちは。
アクティンググループ 杉山です。

今回は、社員採用と新入社員研修を担当しているSチーム奥田さんのインタビューをお届けいたします。2024年度の新入社員研修を終えた感想や、大変だったこと、こだわっていたことなど、様々なお話を伺って参ました。

◎ 新入社員研修を終えて…

― 率直に今の感想を聞かせてください。

怒涛の日々でした…。

初めて新入社員研修を担当する…ということもあるのですが、昨年から担当している新卒採用の仕事も、今年からは私がメインで進めていまして…。

採用と新入社員研修って時期的にかぶるので、急にやることが増えて、とにかく忙しくて大変でした。


― 特に大変だったことは、どんなことでしょうか?

「時間がない」ということですね。
とにかく、1日フリーになる日が無くて…。

新入社員研修中は、私が研修を担当することもありますし、他の方にお任せする研修の場合も、私は議事録を取るために研修にベタ付きになっていました。

新入社員が休みの日や、各会場で勤務をしている日には、会社説明会や面接といった、採用関連の仕事が入っているので、結局1日フリーで動ける日というのがほとんどありませんでした。

しっかりと準備しているつもりでも、いざ研修が始まると足りていない!ということもあり、時間がないのにやることがいっぱい!という感覚でした。


― そんな大忙しの中で行っていた研修。どんなことを意識していたのでしょうか?

私の中では『 研修担当=しっかりしている 』というイメージ。それが私にとっての研修担当の理想像なので、今回、新入社員研修を担当する上で、その理想像を体現することを意識していました。

私は新入社員の見本となるように、新入社員に伝えることや教えることは、自分自身が体現出来ていないといけないと思っています。

例えば、電車はいつもよりも1本早い電車で余裕を持ってくるようにしていました。余裕を持った行動を!と言っている研修担当がギリギリに出社したり、遅刻してくるのは、ダメだなと思うので。

ただ、私自身も新入社員に教えている中で、「こうした方がいいな」と自分のこれまでの行動などを振り返るタイミングが何度もありました。

例えば、言葉遣いや時間の使い方、報告の仕方や内容など。研修を通じて自分自身も学ぶことが本当に多かったと思います。

研修は受ける側だけが学ぶ場ではなく、研修をする側にも学びが多いんですよね。


― 奥田さんが新入社員たちの「頼れるお姉さん」みたいな感じで、何だかいい雰囲気だな…と思ったのですが、その辺りは何か意識していましたか?

年齢が近いということもポイントになっていたのかもしれませんが、私は、縛り付けるのが、あまり好きではなくて…。

今回は自分の好きな雰囲気でやらせてもらいました。

もちろん、社会人になるにあたって大切なことや知っておいて欲しいこと、ルール的なものは伝えますが、ガチガチにしたくなかったんです。

賛否両論はあるかもしれませんが、会社のカラー的には合っているんじゃないかな?と思っています。配属後の雰囲気とのギャップも少ない方がいいですしね。


― 学びが多かった新入社員研修。今後に活かしたいと思うことは?

今回初めてやってみて「こうした方がいいな」「次やるならこうしたいな」と思うことが沢山ありました。

例えば、面談のタイミングだったり、プログラムの内容だったり…。今年の内容をしっかり振り返って、来年のプログラム作りに活かしていきたいと思います。


◎ 手が離れても気になる

― 奥田さんから見た、新入社員とは?

何か困ったことがあっても、自分たちの力で解決できるというのが強みだと感じています。

新入社員同士も初めましての人同士なので、うまくいく事ばかりではありません。色々と心配するような場面もありましたが、最終的にはみんなで解決できていたので、心強いなと思いました。

あと、新しいメンバーが入ることで、気づくことって沢山あると感じました。今まで、私たちが当たり前だと思っていたことが当たり前じゃないということにも気付きましたし、今後の改善点なども見えてきました。

新しい視点で物事を見て、疑問に思ったことや困ったことなどがあれば、しっかりと伝えてくれるので、慣れてしまっているメンバーだと気付けないことにも目を向けるいい機会を与えてくれる、大切な存在です。


― 各チームに送り出した今、感じることは?

大切に育てた子どもたちを各チームに預けたからこそ、配属後のことも気になっています。…なので、配属後も報告書を見せてもらっています。

何かあった時に「ちょっと聞いてください!」と言ってくれる子もいれば、こちらから聞かないと話してくれない子もいるので、配属後も常に気にはなりますよね。


◎ 来年に向けて

― 大忙しな2か月でしたが、来年も研修を担当するとしたら、どんな体制、どんな環境で出来たらいいなと思いますか?

今年は、とにかく時間がなかったので、来年も担当するとしたら採用の仕事とのバランスをしっかりと考えていきたいです。

今年は研修も採用も、どっちも自分でやるという感じだったので、任せられるところは任せる必要もあると思っています。

今年も、前任の研修担当の古木さんや、杉山さん、採用担当の宮本さんが「あれ出来てる?」「これやっておこうか?」と声をかけてくださって、色々とフォローしてくださったり、一緒に進捗を管理してくださっていたので助かりました。

あとは、一部の研修内容をチームに完全にお任せしていたところもあったので、もう少しこちらでも確認して進める必要があったと感じています。こちらの要望や意図も、もう少し伝える必要があったと思います。


― 最後にこの2か月の感想を教えてください

初めての経験でしたが、やっていて楽しかったです。

新入社員たちからも、1つ上の先輩社員たちから「新入社員研修は大変」と聞いていたけど、楽しかった!という声が挙がっていたので、本当に良かったです。

― 奥田さん、お疲れさまでした。インタビューへのご協力ありがとうございました。


◎ 編集後記

今回は、採用担当そして新入社員研修担当の奥田さんにお話を伺いました。

初めてのことに戸惑いながらも奮闘し続けた2か月間を、比較的近くで見ていたのですが、奥田さんは、常に『新入社員のために』を考え続け、細やかな部分まで意識をして研修に取り組んでいた印象があります。

個人的に、研修は『講師が教える場』ではなく、『ともに学び合う場』であり、『ともに成長する場』だと思っています。

奥田さんと新入社員のともに成長する姿を見ていて、何だかとても素敵な関係性だな…と感じました。

奥田さん、お疲れさまでした!

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