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”音読”の効果を最大化!① カタカナ英語では効果激減?!

前回の記事で、英語学習は”文字”ではなく”音”から入ることが鉄則というお話をさせて頂きました。

その中で効果的な学習法として”音読”の重要性についてお伝えをさせて頂きましたが、音読もただがむしゃらに読めば効果がでるというわけではありません。

音読の効果を最大限に引き出すポイントは、

”きちんと正しい音で発声できているか”ということ。

”work”→ワーク、”picture”→ピクチャーのようなカタカナ英語で発音していても、音との結びつきは得られません。”orange”→オランゲのような当て字よりはましという程度で、正しい音との結びつきでなければ決して効果があるとは言えません。想像してみて下さい、「ワーク、ワーク、、、パティエンス、パティエンス」とカタカナ英語で繰り返し声に出しながらノートに書いて練習をしている姿を。これが”work”と"walk"を間違えるケースのあるあるです。”音読を行う際には発音の習得もセットであるべき”なのです。

そこで発音を取得するために重要なのが”フォニックス”

フォニックスとは綴りと音の関係性を学ぶ学習のことで、英語圏でも幼い頃に勉強します。例えば「A」「B」「C」なら「エー」「ビー」「シー」でなく「ア」「ブゥ」「ク」、「sh」なら「シ」、「ch」なら「チ」と読みます。英語学習の始めにこれらを覚えることで、初めて見る単語でも読みやすくなります。

英語学習の初期段階では特にフォニックスをしっかりと学び、正しい音との結びつきがあるからこそ効率良くスペルも身につくのです。アクティメソッドのAクラスレッスンで毎回徹底して繰り返し行う意図も実はここにあります。

但し、ここで保護者の皆様が注意しなければならないのは、その学習段階の過程です。あくまでも大切なのは音を捉えることであって、早い段階からそこに完璧な発音など求めてはいけません。学習初期の段階で完璧な発音など当然できるわけなどなく、ましてやネイティブと遜色ない発音など発音のみにこだわりすぎてはいけないということです。学習初期の段階では”聞いたままを声に出す”ことを意識しながら徐々に音に慣れていきましょう。決してそこで間違っているなど早計な判断でダメ出しをするようなことをしてはいけません。

単熟語帳がある程度読めるようになってきたけど、文字を読むのが苦手だな...というお子様は是非ご家庭でもオレンジファイルフォニックスの練習を多く取り入れてみてください。
お子様の英語力がぐんと上がる近道になります。

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