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AリーグUnite Round in シドニーに行ってきた(パート2:土曜日)

Unite Roundとその周りの諸々のレポ、引き続き。
パート1はこちら。

パート3の記事も。

さて、2日目は朝から夜まで予定てんこ盛りの一日。
まずはホテルの近くにある教会の一角を使ったカフェで朝食。

Eggs benedictのハムをサーモンで代用したのって名前が店によって違うような

メルボルンの街中よりわずかにお高い印象。軽食的なものでもいいかなと思ったのですがこの日は昼ご飯が遅めになりそうなのでがっつり食べておきたかったのと意外とこの辺り食べたいものが土日に開いてなかったりということもあり。
でもおいしかったです、やっぱりポーチドエッグは朝食(ブランチ)の軸。

絵に描いたような夏の観光日和

そこから北に向かって歩いて観光地として有名なCircular Quayに。そこまで先には歩きませんでしたが観光ど定番のハーバーブリッジやオペラハウスがあるエリアです。(ちなみにAリーグ公式からハーバーブリッジの上に登るアトラクションの割引もあったそうです。高所恐怖症なので個人的にNGですが)
あとメルボルンにいなくてシドニー・ブリスベンにいるのがトキの仲間Ibis、俗称bin chickenと呼ばれる鳥たち。日本のトキと違って街中でもよくいるし俗称からわかるように人間の食べ物とかゴミとか漁るやつらです。
(ただ羽根を広げるとうっすらピンクだったりするところは日本のトキと似ているかな)

木にも登るBin Chickenたち

シドニーは湾が入り組んでいたり内陸方面に川が伸びていたりするためフェリーも公共交通機関の一部。今回はちょうど向かい岸にある動物園、Taronga Zooまで行きました。
その前に別のターミナルにガチャ(コインを買うシステム)があったので回したり。

あったらそりゃ積極的に回すことを考える

夏休み真っ盛りということもあって動物園行きのフェリーはこの旅一の混雑でした。ちなみにフェリーが着くのは動物園の裏口。入ってからいきなりきつめの上り坂です。ただ正面口から入って回っても帰りは上り坂。遊びにいく際はある程度体力と脚力と歩きやすい靴が必要です。

海がもうあんな下に

動物園も一人で回ると飛ばすところはさっさと飛ばして見たいものだけ見ます。鳥とかは虫類とか虫とかが好きな人間。コンドルはかなり珍しかったですしでかかった。

こんなにでかいともふることさえ想像しにくい

そして夏休みで家族連れが多く晴れて暑い日ということも関係していたのか屋内になるは虫類エリアはかなり混んでいました。オーストラリアは毒のあるヘビを始め様々なは虫類がいるのでこの国の動物園に行ったら是非は虫類も見てってください。

舌だけ出せるようにしている横着感
あんまり写真撮ってないけどもちろん固有種の有袋類も色々。これはBilby。

暑いので出口近くのカフェでアイスキャンディー(Frosty Fruitsのトロピカルフレーバー)を買って食べてからバスとトラムを乗り継いで次の目的地に。
Central駅からちょっと先にあるUltimoという場所のOtogo Cafeにおにぎりを食べに行きました。

これがセットで15ドルくらい

ここはなんか知らないけどインスタのおすすめで出てきて知ったところ。カップ入りのそばなんかもあって軽食スケールで色々食べられます。
おにぎり×2(枝豆、イクラ)+唐揚げ×2+ドリンク(柚子ソーダ)のセット、それから抹茶ソフトをいただきました。家で作るご飯よりも良い海苔とか米とか具材とか使われててしっかり外食の味。

で、食べてしまうとすることがないのでMoore ParkにあるAllianz Stadiumにバス1本で移動。開場ちょっと前に着きましたがとにかく日差しが強くて暑いのでゲートの日陰で待ちました。毎度のことですがもっと時間調整うまくなりたい。

2022年11月のシドニーvsセルティック以来のAllianz Stadium
実はこのキャプションがあるあたりに蜘蛛が巣を張っていた

この日のダブルヘッダーはセントラルコーストとヴィクトリーの男子の試合(17:15キックオフ)から。事前にちょっと聞いていましたがヴィクトリーサポーターがそこそこの人数で州境を超えて遠征していました。
向かいのゴール裏は次の試合でシドニーサポーターが使う用なのですがうちにヤジ飛ばしに早く来てほしかったものの後半の後半くらいまで到着しませんでした。残念。

アクティブサポーターとの位置関係がいつものホームゲームと同じ

私が座ったとこは左手にうちのサポーター、通路を挟んで右側に後の試合のアデレードサポーターがいる位置。後でまた書きますがある意味ベストポジションでした。

試合の間湿気と暑さでくたくたになっていたせいか選手達にも疲労の色があるように見えて、これは自分が参っているせいでそう見えるのかと思ったら実際そうだったそうで。交代5人中4人が必要に駆られての交代で試合を概ねコントロールできてないのにコントロールできてない感じが抜けなくて、最後の失点で引き分けもしょうがないと思わざるを得なく。連続無敗は続きますがちょっともどかしかったです。

こういう巻き物は中のソースが重力で降りてくるのでなるべく横に寝かせて運んだ方がいいです

そしてダブルヘッダーなので今日も夕飯はスタジアムで。Allianz Stadiumは新しいスタジアムで色々ありましたが昼に唐揚げ食べたこともあって鶏肉は避けた結果ファラフェルのwrapを食べることにしました。
ファラフェルの説明はwikipediaに投げておきます。
オーストラリアではサッカーは移民のスポーツなのでいわばエスニックな食べ物が食べれることも多いですが、ここのfalafel wrapはピクルスとパセリの味が強くてジェネリックなスタグルじゃすませない感が良かったです。

シドニーとアデレード男子の試合は多分Unite Round一の盛り上がりだったと思います。もちろんAllianz StadiumはシドニーFCのホーム(つまりホーム中のホーム)ですし、案の定一部残ったヴィクトリーサポーターもシドニーに対して野次ったり、挙げ句の果てに普段からヴィクトリーと敵同士であるアデレードサポーター(original rivalry)と声を合わせて歌ったり、さらにシドニー以外のサポーターが自然と反シドニー同盟を組んでシドニーに対するチャントを歌ったり、「Unite round」の名と「ultimate away day」のキャッチコピーを体現する場の一体感を楽しめることになりました。一生忘れないし何度でも人に話したい。

Unite Roundの写真と思い出で一番のお気に入り

その2試合目の終盤から急に大雨が降ったり止んだりをし始めていたので試合が終わってSocceroos対インドのライブビューイングに向かうぞ、となったときは雨の中をMoore Parkのエンターテインメントエリアに歩いていました。

私も含めてオージーあんまり傘とかささない

本当は屋外の大きなスクリーンで観る予定だったはずなのですが話が変わってその近くのパブの外で見ることに。
大雨でもそれなりに人が集まったので(誰かが勝手に操作して)複数スクリーン体制で観ました。
試合の内容的にはかなり膠着気味だったのでシードルを飲みながら、でも局所局所で周りの人のリアクションがあって楽しかった部分もあったり。
キックオフが22:30だったので帰りは0時超え。トラムや電車もちゃんと通っているのでへとへと状態で揺られて帰りました。
いやあ遅かった。朝から活動してたのでそりゃ疲れますね。今後時差あり試合をライブビューイングするときはもうちょっと帰りまでの体力を考慮してもいいかも。

日曜日・月曜日に続く。