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「ここから これから 始めます」

 第二回「府中コミュニティガーデン講座」
 いよいよ本格的なワークが始まります。3つのグループ分けも発表され、早速グループごとに着席。

各グループ5名ずつで3グループです。

 まず始めは植物の分類いろいろ。各グループから順番に発表していくということで、早速チームワークを発揮します。「高木」「裸子植物」「食中植物」…育つ環境、見た目の特徴、咲き方など、いろいろな分類方法があるのですね。「裸子植物」!?数十年ぶりにこの単語を聞いたという方も多いのでは?

どんなに小さくても私たちを癒してくれる植物たち

 続いて三浦先生からは「土と植物が無いと、人も生き物も生きられない」「地球規模で植物は大事」というお話。ご近所のガーデンに関わることが”地球規模”につながるだなんて、ますますワクワク感が止まらないですね。

今日も三浦先生のわくわくする講義に興味津々

 ところで、ここで前回の振返り。覚えていますか?「コミュニティガーデン」3つの秘訣。
     ①    ローコスト
     ②    エンジョイ
     ③    ローメンテナンス
これらに関連して『「いつもきれい」にしておくには「自然の真似をする」のが一番』ということを伺いました。植物を植えた時はいいけれど、長期間維持するのは大変ですよね。次回からは、ゆっくりとそれを実践に移していくことになります。

今日のリフレッシュ『“府中産夏みかん”の酵素ジュース』スタッフのお手製です

 休憩を挟んだ後半は、いよいよグループワーク。11月までのガーデンのテーマを決めます。
  <手順>
  ①個人作業:ガーデンに求めること、どんなガーデンにしたいか、を付箋に書き出す
  ②グループワーク:各自のアイディアをグループ分け
  ③共有:グループの代表者が皆さんの前で発表
  ④まとめ:全体でアイディアのグループ分けをし、テーマとなるキーワード捜しをする

「涼やか」「いやし、ホッとする」「元気」など、テーマになりそうなワードが盛りだくさん

 そして、これらからインスピレーションをもらって飛び出したテーマが
      「ここから これから 始めます」
 「府中コミュニティガーデン」の種子が今、ここに蒔かれました。これから市内各所に次々と花を咲かせていきます。今日参加している皆さんの決意でもあり、希望となる素敵なテーマが誕生した瞬間でした。

コミュニティガーデン作りはまず仲間作りから

 次回からはいよいよガーデンに出て、植栽の作業が始まります。講座終了時に「ここから これから 巣立ちます」と言っている皆さんの顔が浮かぶようですね。

(文:丸山美佳)


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