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柳の陰に隠れてでも飲みたい、柳陰。

お料理のテリツヤや、甘み付けとして使われるみりん。
お酒が含まれることをご存知ですか?

みりんには、酒税法が適用されており、アルコール度数は10%ほど。
これは、ワインやストロングチューハイレベル。
名古屋地方では、三河みりんをお屠蘇として飲むこともあるそうです。

みりんよりさらに、度数が高くなるよう仕込まれたのが柳陰というものです。

柳陰は本直し、とも言い、みりんよりも少しアルコール度数の高いものを指します。

なぜ、そのように呼ばれるようになったのか?

それは、漢字のとおり「柳の陰に隠れてでも飲みたい」ほど、美味しいから。
そのままやん!
それにしても、そんな美味しいお酒、興味があります。

■柳陰のつくり方

柳陰はみりんの仲間。
みりんは、米麹にもち米、焼酎で仕込みます。
この、焼酎をみりんよりも多く使って仕込むものが「柳陰」
みりんと焼酎の間みたいな感じです。
簡易的な方法として、焼酎2に対してみりん1で割っても良いそう。
カンタンですね。
お家でもできそう!


■柳陰の飲み方

みりん様の柳陰は、もちろん甘い飲み物です。
そのため、そのまま飲むよりも氷で割ったり、ソーダ割りなどして、リキュールのような飲み方をすると良いようです!
みりんを飲む、となると結構抵抗がありますが、甘いリキュールと思えばなんだか、美味しそう。
カルーアのように、牛乳と割っても美味しいですよ!

柳に隠れてでも飲みたいお酒「柳陰」
なんだか、日本古来の良さが詰まっている気がします。

日本的おしゃれな飲み物として、みりんを飲んでみる、そんな洒落た体験もせひしていただきたいなと思います。

みりんの製造工程やそこで起こっている、発酵については、めっちゃ長くなるので、別途まとめますね!

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