見出し画像

男の子の白ブリーフ絶滅危機の理由

おはよう御座います。アクウォーです。
先日、静岡県伊東市にある日帰り温泉に同僚と行ってきました。
その同僚とは結構旅行に行くのですが温泉を共にするのは初めてでした。
60歳オーバーのおじちゃんなのですが、なんと彼は白ブリーフでした。オジサン世代の白ブリーフは珍しくないのかもしれませんがTHE王道の真っ白なブリーフだったのでかなり印象的でした。
温泉の方はというと、露天風呂から見える眺望がかなりExcellentです。
地図と露天風呂の映像のリンクを貼っておきます。↓↓↓

私が小学生だった1990年代。この時期は小学校低学年の白ブリーフ率は結構あったと思います。田舎なので都会よりも少し遅いかもしれませんが。しかし、小学4、5年生くらいから急に変化しました。本人や保護者の意志でトランクスへ移行するようになりました。私は確か小5の途中まで白ブリーフだったのを覚えています。小5でクラスの20%程度まで白ブリーフ率は下がりました。そして小6では私のクラスに白ブリーフを履く男の子は絶滅してしまいました。トランクス100%でした。
他人のことそれ程気にしなかった低学年とは違い高学年になると他人との違いもすごく気になり始めるようになり、ペニスも大きくなり始める頃もっこりしているとか、少し汚れているとなると、「ダサい」とか「汚い」と自分との違いを指摘するようになります。

白ブリーフが絶滅危惧な理由

白ブリーフが絶滅危惧になった最大の理由は単純にトレンドの変化でしょう。ふんどしから白ブリーフへ移行する時も、その当時は白ブリーフは画期的で今時で流行りだったのです。しかし、流行りが一般的に普及するとその次のトレンドに憧れるようになります。それがトランクスでした。そしてボクサーブリーフへと時代によって流行りがどんどん変化していったのです。
それぞれの利点はあると思います。白ブリーフは少しでも汚れがあるとチェックしやすく部分洗いの目星も付きやすいです。締めつけ感もそれほどなく解放しすぎない絶妙な下着だったと思います。

そして、もう一つの理由は流行の変わり目の際にダサさを決定づけた殺人事件の犯人の様子がメディアに映し出されたからです。
深川通り魔殺人事件です。

深川通り魔殺人事件(ふかがわとおりまさつじんじけん)とは、1981年(昭和56年)6月17日午前11時35分頃、東京都江東区森下二丁目の商店街の路上において発生した無差別殺人事件。(wikipediaより)

1980-1990年代はまだキッズ(男の子)ファッションにそれ程力を入れている親御さんも多くなく本人が嫌がらなければ白ブリーフを履かせてたと思いますが、2000年代以降は小学校低学年の白ブリーフでさえも親御さんは避けるようになりました。白ブリーフは大人の男性でもダサいんだと母親が気づき始めてうちの子にもダサいのは履かせられない!と変化したのでしょう。

要は、まとめると。。

・「ふんどし→白ブリーフ→トランクス」へとトレンドの変化があった
・1981年の殺人事件の犯人が白ブリーフだったためイメージダウンになった
・ダサい白ブリーフはうちの子に履かせられない!となった

白ブリーフの流行りが再来することはないと思いますが、嫌なイメージによっていじめに発展することは避けたいなと思いました。20年後くらいにはボクサーパンツがダサいという位置づけに変わる時が来るのでしょうか。
なんとなくトランクスがダサいという圧力を少しだけ感じている気もしますが。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?