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社会人4年目が有給駆使して47都道府県制覇【前半戦3日目】

 皆さんこんにちは。日本一周も、なんやかんやで現在4日目に突入しております。現在(執筆開始時点)は、石川~岐阜間を移動しております(途中、福井県と滋賀県を通過)。というわけで、特急のゆったりした座席から、昨日の報告記事を作らせていただいております。どうぞご参照ください。

なお、本企画の概要はこちらをご覧ください。


1.体調は最悪

 昨日の記事にも書きましたとおり、朝起きた瞬間の体調は最悪でした。喉は渇いているわ、お腹を壊して下痢するわ、頭痛いわ、眠いわで本当にしんどかったです。何だったら、このまますべてキャンセルして帰った方がいいんじゃないかと思うぐらいのしんどさがありました。

 そこで、秋田で買い込んでいた経口補水液の摂取と、下痢止めの摂取、温シャワーによる体の温めという応急処置を行いました。その甲斐あってか、出発前で気が張り始めたからかわかりませんけど、出る前にはある程度回復していました。しかし、こんな最悪の立ち上がりで、この1日をやっていけるかと非常に不安な出発でした。



2.郡山から新潟へ

 この日は本企画の中でも1・2を争うくらい、在来線へ長く乗る日でした。まずは郡山駅から新潟駅まで在来線で移動しました。会津若松、新津を通り過ぎながら電車に乗ること4時間半、ようやく新潟へ到着しました。到着時刻は13時前でした。

 車中ではnoteの記事を書いたり、朝食のようなものを食べたりしつつ、ゆったり過ごしました。磐越線は車両が綺麗で、かつ座席がゆったりと作られており、お客さんが少なかったこともあって割と快適な移動でした。

新津駅にあったSL?の模型


 新潟では1時間ほど滞在時間があったので、昼食を食べました。昼食はラーメンをいただきました。にんにくが入っていないと店員の方が言っておられたので即決です。ありがとうございました。昼食後は胃を落ち着かせるために待合スペースでゆったり座っていました。周辺散策はなしです。



3.新潟から富山へ

 午後も引き続き、在来線を駆使して移動です。まずは新潟県内を移動です。新潟県というのは非常に細長い県で、移動しても移動してもまだまだ新潟県というのが面白いかったです。上越線は、全体的に混み合っていて、パソコンを使った作業などはできませんでした。そこで、道中は景色を楽しみつつ、時々本を読んだりしていました。

 途中、学校終わりであろう学生(高校生?)たちがたくさん乗ってきて、久々に満員電車を経験しました。人が増えた途端、ちょっと気を遣ったので、やはり満員電車ってストレス大きいのだろうなと思いました。満員電車には毎日乗っているので、それほど自覚がなかったのですけど、知らず知らずのうちにストレスかかってるんだろうな。

 直江津からは、本企画初めてのJR線以外の路線:越後トキメキ鉄道に乗車しました。この辺りから雨足が強くなっていき、運行状況が心配だったのですが、とくに問題なく定刻どおり動いていただけました。ありがとうございました。上越線の途中から越後トキメキ鉄道区間では、海の景色が印象的でした(トップ画像)。そのまま電車に乗り続けること数時間、ようやく糸魚川駅に到着しました。

 糸魚川からは新幹線で富山へ向かいました。新幹線糸魚川駅はものすごく綺麗でびっくりしました。しかし、平日だからなのか、乗客はほとんどおらず、ほぼ貸切状態でした。列車も人はほぼおらず、ゆったりと過ごせました。車内のトイレもめちゃくちゃ綺麗で、なんとウォシュレット付き。これだけ設備が充実していて、ゆったり乗れるなんて穴場かもしれませんね。新幹線での移動はあっという間で、30分ぐらいで富山県に着きました。

 富山に着いた後は、職場へのお土産を購入(しろえびせんべいにしました)。夕食も富山で、駅近のお店でしろえびとホタルイカをいただきました。そして、お腹を落ち着かせるために待合室でゆったりしました。ここでも周辺の散策はほとんどできませんでした。



4.富山から石川へ

 富山に着いた時点で、すでに19時過ぎでしたが、さらに移動をしました。最後は新幹線で富山から石川です。所要時間は20分ちょっとだったので、ほとんど一息程度でしたけど。移動途中、外に広がる工場地帯が印象でした。

(補足)当初スケジュールを組んだ時は、2日目に新潟まで移動する予定でした。しかし、そのスケジュールがあまりにも過酷すぎたことと、福島県にかする程度しか行けないルートになることを鑑みて補正したのです。その結果、郡山~新潟間の移動が後ろにズレこみ、現在の日程となりました。


5.東横イン金沢

 この日は金沢が終着でした。到着時刻は20時半ごろ。宿泊は東横イン金沢さんにお邪魔しました。東横インの仕様は、郡山のときとあまり変わりがなかったので、昨日以上に施設を活用できたと思います。この日は長時間移動で疲れ果てていたので、明日の準備を終えたら入浴し、すぐに寝てしまいました。洗濯は今日まとめてやります。


 そういえば、ここで東横インのメンバーになりました。というのも、東横インさんでは、メンバー以外がチェックインする時は前の日に滞在したところと、翌日に滞在する予定のところを書く決まりになっています。日本一周中の私は「前泊:遠い県」「後泊:遠い県」であり、しかもキャリーバッグには函館空港のタグ付いており、在住は近畿という…。なんだか怪しすぎるよなーと自分で書いてて思ってしまったので、この記載を省略するためにカード作りました。それに、今後こういった企画をやるのであれば、引き続き東横インさんのお世話になるはずなので、今のタイミングで会員になっておいても損はないだろうと判断しました。前半戦はもう予約を取りきっているので、会員特典の恩恵をあまり受けないかもしれませんがね。

6.1日の感想…人は慣れる生き物

 この1日で感じたことは、人って慣れるよねってことです。先述した電車から見る海の景色、私にとっては感動ものでした。しかし、一緒に乗っていた高校生たちにとっては、日常の一部で気にもならないものなのでしょう。逆に、私にとっては何の感動もないビルが立ち並ぶ光景や、夜でもギラギラの景色は、かれらにとって感動があるのかもしれません。人の慣れは非常に早く、時に残酷です。


 この企画を3日間続けたことで、大自然や、猛スピードで走る新幹線に対する感動も、徐々に薄れてきている自分がいます。そりゃー、1日中絶景ばかりだし、移動ばかりなので同然といえば当然ですが、ちょっともったいないような気もします。新鮮な気持ちを忘れないまま旅を続けるという視点なら、2泊3日ぐらいがちょうどいいのかもしれません。逆に、慣れてきたことで得をしているなーと思うところも出てきています。旅中の移動や滞在のなんたるかをわかるようになってきて、先読みができるようになってきたのです。手際がどんどん良くなってきているので、必要以上の体力・気力の消耗は初日に比べて格段に減ってきていると思います。


 人は慣れる生き物です。それは疑いようのない事実です。そしてその慣れにはメリットとデメリットがあるというのもまた事実でしょう。今回の日本一周において「慣れ」のメリット・デメリット両方を享受し、多少は心得ることができましたので、この経験を帰ってからの生活に活かしていければいいなと思っています。なんで旅行の記事なのに、こんな理屈っぽい仕上がりになるんだろう…。

この感動を忘れずに…


7.現在のコンディション…割と悪くない

 で、肝心のコンディション(校正時点)はと言いますと、割と悪くないです。前日に引き続き、下痢止めをしっかり服用したことや、睡眠時間を十分に確保したことなどが功を奏したのでしょうか、今朝はわりとスッキリを起きることができ、その後も順調です。現在、岐阜~長野間を移動中ですが、今日は大きなトラブルに襲われることなく、1日を終えることができそうです。

 そんな感じで、立ち上がりに難ありというクセモノピッチャーみたいな私が、珍しく好調です。今日も1日頑張ります。ありがとうございました。

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