企業が人材紹介会社をうまく使うコツ

こんにちは、べるうっど。です。


日本全国には転職エージェントと呼ばれる人材紹介業を行う企業が約20,000弱あるなかで、様々な企業がこの人材紹介を使い採用をしてきました。


2020年となり、このビジネスは変化を遂げていくであろうという記事を以前書きましたが(※その記事は【こちら】と【こちら】)


それでも人材紹介業を使って採用を考えている、もしくは採用をしていく企業は一定数あると思います。


そんななで、今回は企業が人材紹介会社をうまく使うコツについて触れていきたいと思います。


さて、企業が人材紹介会社をうまく使うコツは大きく4つあると考えます。

①すべてさらけ出す

②お金で釣り上げる

③定期的なコミュニケーション

④現場を巻き込む


それぞれ触れていくと、

①すべてさらけ出す

人材会社に人材を依頼する場合、必ず片手型であれば営業担当とキャンディデイト担当、両手型であれば担当と合って打合せをするとよいと思います。

よく電話のみ、求人だけ送付して依頼されるケースがありますが、人材紹介会社を使うのであれば会っておくとよいです。

で、その際に必ず社内事情はちゃんと共有しましょう。社員構成や離職率、採用理由、社内の環境、組織の特徴など嘘偽りなくしっかりと話したほうが良いです。

なぜなら裏はすぐにとれるからです。前のnoteにも記載しましたが、人材会社には様々な情報がありますので、裏取りはすぐできます。しっかりと話しておくことがエージェントと良い関係値を築くポイントです。

また、人材会社相手にする際、三顧の礼くらいの気持ちで接しましょう。エージェントも人です。初対面で不快感を持つと、積極的な紹介はしません。仕事なのに選ぶのか?というご意見もあるかと思いますが、選びます。

②お金で釣り上げる

にんじんをぶら下げるではないですが、紹介料率アップはエージェントを掻き立てます。期間限定でも良いです。

人材を集めるのに最適な手法の一つでもあり、特定の業界では結構通例になっている所もあるくらいですのでマンネリ化してきたら一度試してみてもよいと感じます。


③定期的なコミュニケーション

ここでいうコミュニケーションは単なるメールや電話ではなく、会うということです。印象付けることです。

月1回の定例会などを行う会社もあるくらいで、エージェントとのコミュニケーションを密に図っている企業はすでに存在しています。

それを行う企業とそうでない企業とでは大きな差が出てきますので、取り組んでいくとよいかと思います。

ある大手のメーカーの人事担当の方などは、定期的に人材会社に赴きコミュニケーションをとっているという話もあります。その方曰く、こちらから出向いてこういったコミュニケーションをとることが、私の企業を頭の片隅に置いていただける一つの方法だと思いますとのことでした。

ここまでするのか?という話かもしれませんが、するとしないとでは大きく変わります。


④現場を巻き込む

採用の際には、かならず採用するポジションの現場を巻き込むと良いです。採用はあくまで人事のコミットメントですが、その背景には部門の課題解決、事業の成長につながっていきます。

現場が採用の前線に出てくると、より人事と現場が密な関係値が築け、かつ人材会社側もより求人の理解を深めることが可能となります。

エンジニア職種などは特にですが、現場を巻き込むことでスムーズな採用活動に繋がっていくと感じます。


うまく付き合っている会社は、採用はできています。

もし上記で取り組んでいない項目があれば、一度試してみてはいかがでしょうか?

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