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パン教室ですが、伝えたいのはパン作りではありません。

心と暮らしに優しく寄りそうパンの教室”むすび”、かまのあきこです。
ご覧いただき、ありがとうございます。


私が伝えたいことって何だろう

前回、私がパン教室を始めた理由を書かせていただきました。

パン教室を始めるにあたり、どんなパン教室にしていこうかと、いろいろとコンセプトを考えるわけです。
簡単なパン作りなのか、ベーカリーみたいなパン作りなのか、小麦なのか米粉なのか…などなどです。
う~んう~んと考えていった結果、私にはパン教室を通してお伝えしたいことがふたつありました。

自分で作るって楽しい!

ひとつめは"自分で作るって楽しい!"という気持ち。
パンなんて、どこでだって買えます。
そこをあえて"作ってみる"というチャレンジが、その人の心をぐーんとウキウキさせてくれんじゃないかと思うのです。かつての私がそうだったように。

教室でお伝えしているパン作りは、最初の1回目から「できた!」をはぐくみ、「おいしい!」「うれしい!」「楽しい!」につながるようにお伝えするよう心がけています。
もちろん、2回目以降、どんどん上手になっていくポイントもお伝えしますね。

季節をもっと存分に楽しもう!

もうひとつは、豊かな四季のある日本にせっかく生まれたのだから、季節をもっと存分に楽しもう!ということ。

教室では、試食時にご希望があればスープをご提供しています。
ブイヨンやコンソメなどを使わず、その時の旬の旨味をぎゅっと閉じ込めた優しい味のスープです。ご要望があれば、スープのレッスンもしたいくらい、私の思いが詰まっています。(リクエストお待ちしております 笑)
その時期のお野菜のこと、季節の過ごし方など、季節を味わい楽しむアレコレを、みなさんとお話できたらいいなと思っています。

もちろんパンにも季節感を盛り込んでいきたいと思っていますが、パンは毎日のように食べる方もいらっしゃるので、どんな食事にも合わせやすいベーシックなパンも大切にしたいと思っています。
毎日炊き込みご飯だと飽きてしまいますが、いつもの白ご飯があっての、炊き込みご飯は格別です。
そのような意図で、メニューはBasicとRecommendedの2種類をご提案しています。
また、季節によってシチュエーションもいろいろ想定できますよね。
ピクニックで食べたいとか、パーティーで出したいとか、シチューに合わせたいとか。
それも季節の楽しみの一つかなと思って、パンのアレンジなどもご紹介できればと思いますし、皆さんのアイデアもお聞かせいただきたいです。

すべては幸せの種まき

季節を存分に味わいながら、作って食べるを楽しんでいると、「この季節にこんなものを食べていたな」とか、「この季節になると家族が好きなこのパンをよく焼いていたな」という記憶がぐっと蘇ってくるようになります。

時間はあっという間に流れていきます。
季節もどんどん移り替わります。
その中で、作って食べることを通して、季節をしっかり感じていくことは、忙しい毎日に、小さな喜びの足跡をつけ、知らないうちに未来に幸せの種を蒔いてくれているのだと感じてます。
そして"今この時"を生きるのを助けてくれると思っています。

私がお伝えしたいこと、少しは伝わったでしょうか?

正直に言えば、私は仲間が欲しいのです(笑)
だから、一緒にパンを焼きましょ!



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