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A Course in Miracles 取り組み方と秘訣

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A Course in Miracles を学んでいく上での重要なこと、注意すべきこと、知っておいたほうがいいこと、などについてのコラム
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#自我の抵抗

「便宜の夢」についての考察と洞察

「便宜の夢」についての考察と洞察

自我は目覚める気などまったくありません私たちは「この世界は現実で、実在していて、自分はその世界の中に居る」と当たり前のように信じています。

でも、非二元の観点から見るならば、私たちは「分離は起きた」という夢を見ているだけであって、その結果として作り出されたこの世界を現実(リアル)だと信じているだけです。

コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)が教えている中心概念とは、そういうものです。

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コース形而上学を理解することなしに、コースの実践などできるのでしょうか?

コース形而上学を理解することなしに、コースの実践などできるのでしょうか?

コースの学びを通して悟りの境地に至るコース(奇跡のコース/奇跡講座)の形而上学を理解することなしに、コースの実践などできるのでしょうか?

当然、そんなことはあり得ません。

まともに考えても、普通に考えても、そうであることは当たり前なことです。

コース(奇跡のコース/奇跡講座)の形而上学を理解していないなら、「赦し」が何なのかも分からないわけで、ならば「赦し」を実践していくことなどできるわけが

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コースは「気軽に」「気楽に」学んでいけるようなものなのか?

コースは「気軽に」「気楽に」学んでいけるようなものなのか?


このコースは多大な意欲と努力を要する霊性の道であるコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)を「気軽に」「気楽に」学んでいくことはできるのか?

ということで言うなら、

コースを真摯に学んでいきたいのなら、そして本当にコースを通してこの世界の夢から目覚めていきたいのなら、それは大きな勘違いだと言えるでしょう。

厳しい言い方になりますが、コースは「気軽に」「気楽に」といったような、そんな生半可

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よりスムーズにコースを学んでいくために知っておくべきこと

よりスムーズにコースを学んでいくために知っておくべきこと


第1レベルと第2レベルの教えを混同しないことコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の教えを理解していく上で大事なこととされているのが、第1レベルと第2レベルを混同しないことです。

つまり、コースの教えを「第1レベルと第2レベル」に分けて捉えるということです。

ちなみに、そのようにコースの教えを「第1レベルと第2レベル」に分けて捉えるということを提唱したのがワプニック博士です。

それこそ

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この世界を死によって去るのではなく、真理によってこの世界を去る

この世界を死によって去るのではなく、真理によってこの世界を去る


コース学習者のジレンマコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の実践として「赦し」をしていけばいいのだということは分かっていても、その「赦し」をどうやってやればいいのか?がよくわからない、、、

といった具合に、コースを学ぶ多くの学習者がそんなジレンマを感じているといえます。

コースを学んでいるつもりではあるけれど、日々のコースの実践がまったくできていなかったり、学んでも学んでも、コースが教

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光が近づいてくると、あなたは闇へと急ぐ

光が近づいてくると、あなたは闇へと急ぐ

自我の防衛、自我の抵抗コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)は純粋な非二元のスピリチュアリティなわけで、その内容は、この世界(客体)も実在していなければ、この自分(主体)も実在していない、というのがその教えの中心概念です。

ですので、コースを学んでいくということは、自分だと信じているその自分は「非実在」「無価値」ということを受け入れていくということなので、当然、コースを学ぶことやコースを実践

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コースの学びをスムーズに進めていくための秘訣

コースの学びをスムーズに進めていくための秘訣

コース学習から逃げ出したくなるときコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の学びが深まっていくとき、あるいは、コースの教えていることが理解されてくるようになるとき、コースの学びがつらいと感じたり、恐れ、不安にかられるようなことが起きたります。

そのようなとき、コース学習がイヤになったり、コースをやめたくなったりするということはよくあることです。

じつは、それが自我の抵抗(防衛)と呼ばれるもの

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