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ケネス・ワプニック博士の語録

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『A Course in Miracles』をもっとも理解していたその第一人者であるケネス・ワプニック博士の言葉を引用したnoteコラム
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#知覚の訂正

ワンネスをこの世界に反映した知覚の仕方を修得していくために

ワンネスをこの世界に反映した知覚の仕方を修得していくために


誰かを裁くとき、誰かを攻撃したくなるとき誰かを裁いているとき、あるいは、誰かを攻撃したくなるとき、私たちは、その相手に向かってこのように言っていることになります。

「私とあなたは別々の存在です。私はあなたとは違うのです。あなたは間違っていて、私が正しいのです。あなたが処罰されることで、私は処罰されずに済むのです」と。

非二元の真理から見るならば、私たちは一つ(ワンネス)なはずであるにもかかわ

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真の知覚を修得することが、コース学習者の私たちが目指しているものです

真の知覚を修得することが、コース学習者の私たちが目指しているものです

奇跡の第一原理についてコース(奇跡のコース/奇跡講座)のテキストの最初から出てくる言葉が、

「奇跡に難しさの序列はない」

というものです。

奇跡に難しさの序列はない。

この概念は、奇跡の第一原理と呼ばれていいるものであり、コースの教えのもっとも真髄となる概念だと言うことができます。

しかも、それは、私たちが完全に修得するべき概念であるといえます。

これが何を意味するのか?

要約するな

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コースの観点から見た「人生の目的」について

コースの観点から見た「人生の目的」について


この世界に目的は二つしかありません私たちは、なぜ?そして何のために?ここ(この世界)にいるのでしょう?

私たちが、ここにいる目的は何なのでしょう?

人生の目的は?

といったときに、この世界にはたくさんの目的があるかのように見えます。

その目的は人それぞれにあって、各々が、ちがったそれぞれの目的を持って生きているかのように見えます。

ちなみに、「、、、かのように見える」という言い方をする

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私たちが「人生」と呼んでいるものとは?

私たちが「人生」と呼んでいるものとは?

観察者となれワプニック博士は次のように語っています。

「いわゆる私たちは、スクリーンの前に座って、それがはじめて起こったように、すでに起こっていることを観察している観察者です。 しかしながら、私たちの経験では、私たちは実際に観察しているその一部に参加してしまっています」と。

それが意味しているのは、私たちがこの世界で経験していることのすべてが撮り終えたドラマなのだということです。

本当の私た

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