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【会社にドローンがやってきた:04】天国から地獄へ

【ここまでのあらすじ】:会社のドローン担当になり、機体について調べると「機体登録」のワードが。なんだそりゃ?

2022年11月上旬
「機体登録」とはクルマのナンバープレートのようなもの。これは説明書や電源よりも前にやるべきなのでは?と思いはじめ、優先順位を変更する。

その後、この機体の初期設定について解説しているYouTubeを発見し視聴すると、目の前に次々とハードルが現れる。

なんだこれは・・・。

あまりの手続きの多さに愕然とする。クルマに例えるなら、今は免許なしで新車を買った状態に近い。ナンバー取得、車庫証明、自賠責保険、任意保険、そして免許。公道を走る前にやるべきことが色々あるのと同じで、まずは飛ばすまでに何が必要なのかを学習して整理しなくてはならない。

1.DJIアカウントの作成
2.ケアリフレッシュ加入
3.無償対物保険加入

▪️DIPSでドローンを機体登録

細かいことは省くが、上記1〜3を済ませてから機体登録の手続きに進むらしい。要注意なのはケアリフレッシュ(保険の一種)で、電源を入れてアクティベート後48時間以内に登録しなくてはならないという、時限爆弾を抱えている。
キーワードをもとにそれぞれ複数のサイトを閲覧し、理解を深めていった。

さて、どうしようか。
会社の持ち物である以上、僕個人で決められることは皆無と言っていい。更に厄介なのは、僕の勤める会社は分かりやすく言うと「子会社」で、機体の所有権は親会社。そのため話を通すためには、500km以上離れた親会社の認可が必要となり、場合によっては手続きの一部を依頼しなくてはならない。

そしてもう一つ、2022年11月という時期は、これからドローンをはじめるには非常に微妙な時期であることに気付く。何故なら、12月6日から航空法が改定され、ドローンの登録方法(DIPS)も一新されるから。
インターネットで分かりやすく解説している情報の多くが、今後は役に立たない。そして新しい情報は国土交通省オンリー。これは難儀だぞ・・・。

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