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【会社にドローンがやってきた:07】室内練習&次なる課題

【前回のあらすじ】2台目の機体登録手続きも首尾よくこなし、いよいよ屋内での初飛行を迎える。

2022年12月上旬
さあ、飛ばすぞ。
しかしその前に送信機のモードを決めねば。以下、ざっくり違いを解説。

▪️モード1:

日本国内のラジコンヘリコプター等は、このモードが標準。そのため国内では主流という意見も。

▪️モード2:

海外ではこちらが主流。

もちろん迷ったが、モード2を選択。海外で主流ということは、人間工学的にこっちほうが良いのでは?と勝手に想像。

同じ機体を交代で使用する場面でモード1と2の人が混在していたとしても、切り替えは送信機で一瞬でできるため、ドローンスクールでも各個人が選択したモードに合わせてその都度設定を変更しているようである。

送信機には多くの設定項目があり、これも覚えていかねば・・・とは言っても初飛行。今日のところは楽しもうではないか。

ピーピーうるさい

「ヴォーン」という軽めの重低音を発しながら、ついにドローンが浮いた。この瞬間を忘れることは一生ないだろう。
屋内なのでGPSは切れている筈だが、自動ホバリングで微動たりともしない。中国のドローンメーカー「dji」の日本国内シェアは70〜80%。いつのまにか日本の技術力は中国に追い越されていた。

dji mini3 proには、障害物検知センサーが付いている。初飛行なのでもちろんONにしていたが、事務所内の飛行ではすぐにセンサーが働きピーピー音とともに機体の動きが強制的に止まってしまうため、自由に飛行することができない。
これはもう切るしかない。早々にセンサーをOFFにした。
短時間だったが、H君と二人で交代で「ぎこちない初飛行」を終えた。

次なる課題

今日飛ばしたのは事務所内。これまで機体登録と並行して多くの情報収集をしてきたので、そう簡単に屋外では飛ばせないことは理解している。

■包括申請
会社の業務でドローンを飛ばす場合、飛行申請の中でも日時と場所を特定せずに一年間飛行できる「包括申請」で認可を得るのが一般的。
この申請が事前準備の最後の砦であり、それに向けた取り組みを進めなくては。

申請内容は、ざっくり書くと
・操縦者の練度と知識の証明
・機体の安全性の証明
・飛行ルールのマニュアル提出
・・・といったもので、すぐにポンと出せるものではない。

包括申請に向けて:資格の取得?
約30万の出費・・・必要なのか、無くてもどうにかなるのか。いまだに自分の中で結論が出せない。

包括申請に向けて:操縦技術の習得(ひとまず10時間)

送信機に飛行時間が記録されるため、申請でウソをついて、もし調査されるとすぐにバレる。そのため、10時間飛ばした記録を送信機に残さなくてはならない。(この認識も間違っているが、詳細は後日)。

包括申請に向けて:知識の習得
民間資格を取るにせよ取らないにせよ、最低限の知識は必要。
予習の意味も込めて「ドローン検定(3・4級)」の参考書兼問題集を購入した。

やはり気軽に相談できる人がほしい。そうだ、ドローンスクールの無料体験コースに行こう。

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