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ドローン申請・仕事・その他

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仕事にまつわる手続きや申請、その他分類の難しい記事などをここに格納します。 なお、仕事の詳細については守秘義務や肖像権の配慮などがあるため、公表は控えます。
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記事一覧

10年前の一眼レフNikon D3300で、ドローンを固定撮影(フィックス)できるかテスト

※本ページはプロモーションが含まれています。 プロが地上で動画撮影に使う機材は「ミラーレス一眼+ジンバル」が一般的。 うちにある一眼レフは子供の成長記録用に約10年前に購入した、ミラーレスではないNikon D3300。当時はモデル末期で破格の6万円台。こんなプチレトロでも、うまく使えばいい映像を撮れるだろうか? 動画に興味を持つまでは「写真のみ撮影、設定はほぼAUTO 」という使い方。動く物体のフィックス(固定撮影)も試みたが、ピンボケ多発のため使用を控えていた。 お

来年の課題と、ドローン民間資格の2025年12月6日問題

ドローン係留撮影の記録動画が完成。 その道のプロには到底及ばないが、これまで取り組んできた操縦・撮影・編集の節目として記憶に残る作品となった。 今は「やりきった感+寒さ」を言い訳に、絶賛引きこもり中(^_^;) ■来年への持ち越し課題 以前の記事を読み返すと「そのうち◯◯しよう」とか「そのうち◯◯を試そう」が目につくので、抜き出してみた↓ 来年は上記を実行せねば。そうこうしているうちに、次の「指令」も降ってくるだろう。既にやりたいことはいくつもある。 ■動画撮影・編

【ドローン仕事レポート04】:イベント上空で係留撮影

昨年に続き、イベント会場上空で係留撮影。1年間このために練習したと言っても過言ではない。なお、会社の業務のため具体的な内容はヒミツ。 ◼️飛行申請 昨年は40日前に申請したにもかかわらず補正指示が続き、「イベントの11日前に独自マニュアル作成」という地獄を味わったが、今年は軽めの補正1回で認可取得。もろもろ流用できたのは大きい。 ◼️係留装置リードロン 20万円超えのこの機材は、昨年同様レンタル。事前に自宅で動作確認&準備。 ◼️撮影当日について 現地でゲインを微

【ドローン仕事レポート03】:パノラマ写真ふたたび

今回は前回と同じ現場の「追加依頼」。 仕事柄web案件の追加作業は日常茶飯事だが、ドローンもそうなるとは。 撮影はすべてパノラマ加工を前提とした静止画像。梅雨入り後の追加作業を避けるためにも、全高度・全方位くまなく撮影した。 撮影終了と思いきや、特定箇所のパノラマが急ぎで必要とのこと。そのため、急遽現場で合成することに。 ノートPCはあるにはあるが、撮影時に持参したマシンはとうの昔に現役を引退し、「ドローンの飛行記録と撮影データ確認専用機」として余生を送っていたご老体。

【ドローン仕事レポート02】:パノラマ写真撮影

久々のドローン撮影業務。営業さん、ありがとうございますm(_ _)m 今回は眺望の180°パノラマ写真撮影。守秘義務のため、多くは言えない。 ◾️撮影前日まで:パノラマとの格闘 以前練習しておいてよかった・・・。そのときの画像はこちら↓ 「ゆがみ」がどうしても気になる。ドローンの性能のせいなのかスクールに相談すると、パノラマ撮影でそうなるのは普通らしく、自分の無知を恥じることになった。 かつてパノラマ写真が流行った時代があり、その記憶がそのまま残っていた。当時はゆがん

Japan Drone2024レポートと、展示会への要望

昨年に続き、幕張メッセで行われた展示会「Japan Drone2024」に先日行ってきたので、軽くレポートを。 空撮の営業ができる場ではないことを前回学んだので、今年はプライベートで自由気ままに。 ■昨年との違い 前回は情報・通信系の会社のブースが目を引いていたが、今年は「測量・点検・物流」関係が増えたように思う。もともとBtoB路線だったが、より拍車がかかった気がする。 ■トイドローン体験 数は少ないが体験できるブースも。昨年は無かった。 ■DRONE STAR

YouTubeに公開した動画の「謎アクセス」を分析する

僕の発信ツールはnoteのみで、YouTubeは「素材置き場」と割り切って何もしなかったが、最近それではもったいないと思うようになった。 そこでYouTubeのTOPページに手を加え、散らかっていた動画もカテゴリーごとに整理した。 https://www.youtube.com/@oja_drone アクセスを増やす工夫は何一つしていないが、動画の中で唯一、視聴数が他と比べて突出し、今だに他を一切寄せ付けないペースで伸び続けているものがある。それがこちら。 面白くもな

mini3proグラグラ現象その後:機体を点検・リフレッシュ交換する。

以前、電波障害(?)と思い込むことにした屋内でのグラグラ現象だが、2台のmini3proの片方だけ、その症状が顕著に現れることがわかった。 ごく稀に、着陸してもプロペラが止まらず機体が床を這うことがあり、このままではいかんと思うようになった。 ケアリフレッシュの契約はまだ1年以上残っている。 DJIのサポートチャットに問い合わせ、上記2つの選択肢を確認。一旦点検に出し、事前見積を見てから判断することに。 2回目の包括申請のタイミングと重なったため、もし機体交換となると

【ドローン申請レポート04】:2回目の包括申請は独自マニュアル

もうすぐ屋外での初飛行から1年。包括申請の期限まで2ヶ月を切ったので、準備をはじめる。 ■独自マニュアル 1年目は諦めたが、今年からは独自マニュアルにする。 仕事を含めると、この1年で飛行申請は4回目(独自マニュアルは2回目)。 これまでに多くの落とし穴に落ち、寿命が縮む経験もしたので、苦手意識はだいぶ薄れている。 標準マニュアル02をベースとし、以下項目にアレンジを加えた。 ■4/11(木)DIPS2.0で申請。 機体はmini3pro2台とinspire1。補正指

【mini3pro・mini4pro】:純正プロペラガード有無での飛行時間比較/飛行申請や重量の影響など

mini3proを屋内で飛ばしていると、屋外よりもバッテリーの減りが明らかに早い。原因は、今まで使用機会がなく眠っていた純正プロペラガード。それしか考えられない。検証して確認せねば。 日課の「ピルエット+直進練習」のついでに、飛行開始から警告が出るまでの時間を下記3条件で複数回計測し、平均値を出した。 ・プロペラガードなし ・非純正(33g)装備 ・純正(81g)装備 その結果がこちら↓ 純正プロペラガードは、249gの機体に載せた81gのオモリ。60kgの人が20k

さらば?トイ・ドローンLUCIDA

約1年前、秋葉原ドローンスクールから受講前の練習用として支給されたトイ・ドローンのLUCIDA。数えきれないほどの激突や墜落を乗り越えてきたが、先日ついにおかしくなった。 ある日飛ばそうとすると、全然上昇せず舵もきかない。新品のバッテリーを購入したばかりだったのでそれを疑ったが、新旧どちらでも症状は変わらず。 ◾️おかしな飛行(音あり約40秒) 「左前のモーター」が怪しいと感じ、触れてみると異常に熱い。説明書を読むと、モーターは劣化すると書いてある。原因はこれか・・・?

【ドローン仕事レポート01】:山林&イベント上空

仕事が2つ終了。練習場での撮影とは全然違った。 書ける範囲で記録しようと思う。(写真はすべてフリー素材) ■その1:恐怖の山林飛行 撮影現場はTOPの写真のような山林。そして急斜面。 木々を避けながら目視外飛行する勇気はなく、目視内飛行においては障害物センサーONではロクに動けない。OFFにし、かつ「自分・ドローン・進行方向」が一直線に開けていないと、恐くて動かせない。 それでも、山林の中はまだいいほう。 本当の恐怖は、まさかの上空にあった。 高さ20mをゆうに超える

【ドローン申請レポート03 】:人口密集地域・イベント会場上空の飛行申請(係留)

久々に血の気が引いた。 撮影ではなく、申請で。 「人口密集地域のイベント上空」・・・ハードル高めの予感はあった。事故のニュースをたびたび目にしているだけに、規制が厳しいのは容易に想像できる。 ◾️撮影40日前 申請の提出から認可が出るまでの期間は、平日計算で10日前後と言われている。 何をどう書いても必ず補正指示は来ると思っていたので、時間に余裕のあるうちに一旦提出することに。 DIPS内の地図に、立入禁止区域や補助者もできるだけ正確に記入し、申請した。 ◾️撮影32

【ドローン申請レポート02 】:飛行申請におけるmini3proのプロペラガード問題を整理する。

包括申請の際にモヤモヤしていた、mini 3 proで飛行申請する際のプロペラガードの問題について、今回の個別申請で少し整理できた気がする。 こちら、おなじみDIPS2.0のプロペラガードの画面。 ■前回と同じ内容で申請 以前の補正指示画面は消えてしまったため、詳細については覚えていない。そのため今回も同じ内容で申請。すると、下の補正指示が届く。 要約すると、2023年10月31日現在、mini 3 proで申請を通す方法は以下の2つ。 1.「プロペラガードを装備し