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【ドローン仕事レポート02】:パノラマ写真撮影

久々のドローン撮影業務。営業さん、ありがとうございますm(_ _)m
今回は眺望の180°パノラマ写真撮影。守秘義務のため、多くは言えない。


◾️撮影前日まで:パノラマとの格闘

以前練習しておいてよかった・・・。そのときの画像はこちら↓

ゆがみ」がどうしても気になる。ドローンの性能のせいなのかスクールに相談すると、パノラマ撮影でそうなるのは普通らしく、自分の無知を恥じることになった。

かつてパノラマ写真が流行った時代があり、その記憶がそのまま残っていた。当時はゆがんでいなかったが、今思えば決して180°ではなく、超広角の写真の天地を削る仕組みだったのかもしれない。

それでもなんとかしてゆがみを減らしたいと思い、実験してみた。

◾️画像をつなげる
以前撮影した180°動画からスクリーンショットをたくさん切り出してみた。

違いがあまりなくてスイマセン

これらを、中央の写真を基準として左右の画像を下に重ねていく。しかし片方に合わせればもう片方がズレる。普通に並べるだけではダメだ。

そこで外側の画像の天地を伸ばし、見た目のズレを補正。

重なる部分をぼかし、全体をトリミング。一応カタチになった。

このサンプルは高度100m以上からの遠景。当日は、そう遠くない距離に建造物がある。はたしてうまくいくかどうか・・・。
スクールからの追加情報で、パノラマ加工アプリについて教えていただいた。本来、この手の加工は僕らの分野なのだが、卒業後もお世話になりっぱなしで本当に申し訳ございませんm(_ _)m。

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◾️撮影当日

結局現場では下記3パターンを撮影した。

・mini 3 proの180°パノラマ機能
・180°パンしながら動画撮影
・一定の間隔で180°複数枚の写真撮影

以前、今回と同様の撮影を外部委託し、立ち会ったことがある。その時の手順を目に焼き付けていたこともあり、撮影そのものは実にスムーズに進んだ。現場を見ておくだけでも実務で役立つことを、身をもって知った。

撮影後に知ったのだが、パノラマ加工は後工程の業者さんの役割だったので、今回はデータを納品して終了。


今後のためにパノラマ作成について更に調べたところ、photoshopで複数の画像からパノラマを自動生成できることを発見。まさに灯台元暗し(-_-)

せっかくなので比較してみるが、良し悪しがわかりにくい。

↑自作
↑自動生成

動画ばかり撮っていると静止画のことを忘れがちだが、今までの数少ないドローン業務の全てにおいて、写真は必須だった。
商業印刷に使う可能性を考えると、たとえ4Kディスプレイでも動画から切り出すのは避けたい。高解像度モードの写真撮影も定期的にやらねば。

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