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Japan Drone2024レポートと、展示会への要望

昨年に続き、幕張メッセで行われた展示会「Japan Drone2024」に先日行ってきたので、軽くレポートを。

空撮の営業ができる場ではないことを前回学んだので、今年はプライベートで自由気ままに。


■昨年との違い

前回は情報・通信系の会社のブースが目を引いていたが、今年は「測量・点検・物流」関係が増えたように思う。もともとBtoB路線だったが、より拍車がかかった気がする。

DJI FLYCART30 最大40kgの荷物を運べる

■トイドローン体験

数は少ないが体験できるブースも。昨年は無かった。

「輪くぐりタイムトライアル」この時点で2位(*´ω`*)
ドローンサッカー
DRONE STAR TRAINING

■DRONE STAR TRAININGレビュー

上のトイドローンは「ドローン国家資格向け“お家で練習できる” 新・練習機セット」という、かなり挑戦的なコピーで宣伝しており、どれほどのものなのか体験で確かめた。

・ビジョンセンサーONの場合:
秋葉原ドローンスクール支給の「LUCIDA」ほど操作は忙しくなく、とても安定している。

・ビジョンセンサーOFFの場合:
不安定になるというか、機体を前後左右に傾けた際に、スティックを戻してもブレーキがかからず慣性で流される。ホバリング状態にするには「当て舵」をする必要があり、dji機のATTIの感覚に近いと言えなくもない。

弱点は、「ラダー(旋回)」。トイドローン全般に言えることだが、この商品も回転速度をスティック操作で調整できずON・OFFのみ。そのため実技試験の「8の字」をするには、こまめに左手を動かさなくてはならない。
そのほうが難しいため練習にはなるが、試験用ドローンの操作感とは大きく違う。
これで25,000円超えか・・・う〜ん。


■第一種・第二種型式認証機体

単なる興味だが、国家資格の効力を発生させるのに必要な「型式認証機体」を拝見できたことも収穫。

今は希少な第一種。普通のクルマなら余裕で買える金額。
型式認証機体は個人が趣味で買えるシロモノではない。

◾️あとがき
これからドローンをはじめたい人や、操縦や空撮を楽しむ個人を対象にした、もっと「敷居の低い展示会」があってもいいと思うのだが。

例えば・・・。

講演:
・DIPS2.0の解説
・独自マニュアル作成のヒント
・機体登録について
・資格なしで飛ばせる場所
・国家資格について
・係留のメリット・デメリット
・撮影現場でのヒヤリハット体験談
・動画撮影テクニックの解説
・動画編集のコツ

有名なドローンユーチューバーを招いてもいいかも。

出展対象:
・トイドローン販売各社
・空撮機を扱うドローンメーカー
・ドローンスクール
・ドローン映像制作会社
・フリーのドローンパイロット・インストラクター
・FPVほかドローンスポーツ推進団体
・職業紹介
・申請代行行者

それぞれのブースでデモ飛行・体験飛行・販売も。

特設ステージイベント:
・デモ飛行で最新空撮機を飛ばして性能の解説など。
・操縦テクニックや国家資格の実技披露、解説など。
・エキシビジョンでFPVレースやドローンスポーツを披露。
・フリースペースでドローンを一時貸し出し。参加者持参のドローンも飛ばせる。

こんなイベントがあったら、とても行きたい。人が集まると思うんだけどなぁ。

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